アプローチとコースマネージメントが、スコアメイクにおいていかに大切なのかは、誰でも知っていると思いますが、上達思考を強いシングルプレーヤーやそれを目指す人達とプレーをしてみても、本当に意識している?本当に知ってるの?と声に出してしまうことが多々あります。
前回、お話をした金澤塾に参加しているSさんもその一人。一緒にプレーして90を切ったのを見たことがありませんでした。Sさんはシングルプレーヤーではありませんが、ゴルフが好きで上手くなりたいのは他の参加者の皆さんと同じ。週に何度かプロからショットのレッスンも受けています。実際に体力もあり、良いボールを打ちます。しかしながら、スコアーには結び付きませんでした。
小規模に開催したミニ金澤塾の時にSさんと一緒にプレーすることになり、スタート前、一緒に練習しました。アプローチやバンカーショットも一緒に練習してみると、突っ込みどころ満載の打ち方をしていたため、構え方、打ち方、イメージの持ち方などを伝えました。今まで、ただウェッジを手に何となく打っていただけのアプローチでしたが、正しい打ち方、そして寄せるイメージを理解してくれたので、練習場ではかなりアプローチの精度が上がりました。本番での成果が楽しみです。そして、ラウンドが始まりました。
その日のミニ金澤塾では、何回かお休みされていた方も参加されたため、以前、課題として行った『打つ前にショットのイメージを言う。また、ミスした場合、どのぐらいの範囲で収めるのかも事前に伝える』をみんなで実践しながらのラウンド。
今までティイングエリアではドライバーを手にし、目一杯振り回していたSさんでしたが、皆さんと一緒に課題を実践。他プレーヤーのイメージや攻め方、またはミスした時の範囲などを参考にSさんもイメージを作りながらプレー。元々レッスンも受けているのでイメージが固まるとナイスショットも連発していました。ミスを想定して外したグリーン周りからは、朝の練習がハマり寄せワンも連発。所々で大きなミスをしたものの80台でホールアウト。なにやら手応えを感じたようでプレー後は満足そうでした。
そして、アプローチやショットを更に練習して挑んだ次のラウンドでひたすら課題を実践しながらプレーした結果、コンペで優勝したそうです。しかも自己ベストを大幅に更新する76をたたき出したそうです。おめでとうございます。
僕自身もこの結果には驚きましたが、アプローチとコースマネージメントがいかに大切かを語るのに素晴らしい結果となりました。何よりSさんが喜んで報告してくれたのが嬉しかったですね。
今回はSさんの話でしたが、塾に参加されている他の方々も上達を実感されたり、自分のゴルフに自信を付けてくれたりしています。僕自身はたいしたプレーヤーではありませんが、他の方以上に色々な環境、色々なステージでゴルフを経験してきました。そのことで学んだ色々な事を他の方々とシェアし、少しでも役に立てればと思っています。
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