金澤とおるが行く ! ~ 距離計測器事情

大幅なルール改正から5ヶ月が過ぎましたね。最近は当初ほどの混乱もなく、ルールがどうのと騒ぐこともほとんど無くなりましたね。

最大のルール変更と言ってもいい、距離計測器の使用も当たり前となって来たようです。
距離計測器の使用を認める大会も増え、パブリック協会やJGAの下部組織に属するKGAなどの地域協会、県ゴルフ協会などの大きな団体が主催する大会などでもレーザー距離計やGPSナビの使用が増えています。しかし、その一方で、ゴルフ場の倶楽部競技や月例競技などで計測器の使用をローカルルールで禁じているコースも少なくありません。
ある種の矛盾を感じますが、ゴルフ本来の難しさや面白さでもある、経験に基づく直感力や判断力を大切にしたいという考え方が根本にあるのかも知れません。
現在、過渡期であるため、今後の動向を見守りたいところです。

ところで、一般的には、ゴルフ場来場者の6割程度のプレーヤーがラウンドで何かしらの距離計測器を使用していると言われています。また、今までカートナビで距離を伝えていたゴルフ場もそれとは別にレーザー距離計やGPSナビをキャディさんに持たせるところも出て来ているようです。

私が代表を務めるGSプランニング社でも今年の初めに朝日ゴルフ株式会社様と業務提携し、朝日ゴルフの『イーグルビジョン』腕時計タイプのGPSナビをいち早く導入し、弊社キャディスタッフに使用してもらっています。キャディ業務における負担軽減に役立っているようです。お客様との会話でも「どこのナビを使っているの?」「そっち方が反応速いね。」など、会話の内容も変わって来たみたいです。

今後は、益々GPSナビの使用者も増えると思われます。しかしながら、GPSナビの精度もまだまだレーザー距離計には及ばないのが現状で競技志向のほとんどの方はレーザー距離計を使用しています。今後、GPSナビの精度が上がれば、何らかの物にレーザーを当て距離を計るレーザー距離計が不必要になる可能性がありますが、GPSナビの精度を上げるには様々な要因があるので暫くは難しいでしょうね。特に位置情報の取得データに関する規制緩和が重要になってきます。自動運転などに使うデータでは誤差30cmとからしいですが、GPSナビでの誤差は最大5ヤード程度だそうです。まぁ5ヤードを打ち分けられるゴルファーが全体の何割なのか?と考えたら十分な精度だとも言えますが。。。

先日、カートナビの進化にも最近驚かされました。ちょっと前までは、距離の表示とスコアー入力ぐらいの機能しか付いていませんでしたが、今では様々な機能が付いています。
プレーヤーは、カートナビが表示するQRコードと専用アプリで色々なデータをスマホに落とすことが出来ます。スコアー管理は勿論、コンペのスコアーボードなどもスマホで見ることが出来ます。レストランで昼食を取りながらライバルの動向を見ることが出来たりするのです。

また、コース側では、カートナビから送られる様々なデータを元に色々な対策も立てられ始めています。例えば、過去のデータに基づく、予約数に応じた混雑予想やピンポジ推奨までも出来るそうです。このピンポジだと平均何分の時間が掛かるなどの過去データ分析が行われている訳です。
今後も気象条件までも加味されたり、2組以上のコンペの場合は?とか、組の男女比、年齢比率、ハンデキャップなどプレーヤー毎の特徴を取り入れるなどによる予測機能の向上など、更なる機能開発があるのかも知れませんね。

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