金澤とおるが行く! ~ ゴルフ『力』

カッコイイフォームでボールを打つ人がいる。素晴らしいボールを打つ人がいる。
イップスの僕なんかが打てないようなアプローチでボールを寄せる人がいる。パットが上手い人がいる。
しかし、これらの人達が皆、ゴルフが上手いかと言えばそうでもない。何故でしょう?僕はよく「それは、ゴルフ力が足りないからだよ」と話します。

では、そもそもゴルフ力とは何なのでしょうか?
僕の思うゴルフ力とは、簡単に言うと『分析力と対応力』。自分の置かれた状況を分析し、自分の持っている技術で対応する。
言葉にすると簡単ですが、ほとんどのゴルファーが出来てないのが現状です。その人その人の現段階でのレベルがあるでしょうが、正しくゴルフ力を身につけ、自分にとっての必要な練習をすれば、70台でプレーすることは簡単なことですし、運動神経やセンスの良い人は72前後でプレーすることだって可能なはずです。ジュニアゴルファーなどは、楽しく夢中に練習していく過程で分析力と対応力をバランス良く学んでいく(吸収していくという感覚でしょうか)。それに対して大人からゴルフを始めると余計な情報まで吸収してしまうので、分析力と対応力のバランスがチグハグになってしまうのです。

例えば、僕がゴルフを始めた頃、ロングホールの2打目地点から150yで越えられる川に打ち込んだことがありました。悔しくて3wをひたすら練習しました。しかし、後日、同じところから3wでまた川に打ち込み大叩きしました。あれが無ければ、その他は良かったのに。あんなに練習したのに。と後悔しましたが、その時、2つのことに気が付くことができました。

1つは、当たり前ですが、川に打ち込むとボールが無くなる上に1打罰が付くこと。
もう1つは、3w以外にも150y以上打てるクラブがあること。その時、一緒にプレーしていた人が3wで池越えに成功しましたが、その先のバンカーに打ち込み、僕と同様に大叩きしたのを見て、3wが正しい訳じゃないと気付きました。150y以上飛ばせて、先のバンカーに届かないクラブ。その日から5番アイアンをひたすら練習しました。そして、5番アイアンに自信が付くまでは、そのホールの同じ場所からは川に届かないクラブで2打目を打つと決め、そのようにしました。
結果、そのホールでの大叩きはなくなりました。そして、5番アイアンで川を越えた時は嬉しくて仕方がありませんでした。こうして失敗と成功を繰り返し、分析力と対応力を身につけてきたのだと思います。
その後は、成功した時の喜びを知り、どんどんチャレンジすることで当時はあっという間に70台を出せるようになりました。

皆さんは、どうですか?頭では分かっているけどなんて言いながら、無謀なチャレンジを繰り返してはいませんか?「150yなんて楽勝に越えるよ!ついでにバンカーも越えて2オンだ!」などと難しい場所から大きなクラブを振り回していませんか?
今回書いたことだけが“ゴルフ力”ではありません。もっともっと色々なことがあります。全てを書き出したら本になってしまうぐらいある様にさえ思えます。

実は現在、この“ゴルフ力”を検証すべく、僕と友人・知人のゴルファーで月一『ゴルフ力向上委員会』という会や『金澤塾』という会を開いています。
まだまだ検証したい仮説も多くあり、また、僕の教える力不足などもあり、外部の方達を招き入れるまでには至っていませんが、嬉しい事に参加者の方々からは多くの成果報告が届いています。いつの日か、より多くに人に、それらの内容を知ってもらいゴルフをより楽しんで欲しいと思っています。だって、良いスコアーでプレー出来た方が面白いに決まっていますから。。。

次回は、『ゴルフ力向上委員会』や『金澤塾』で実際に取り組んだ事の一部をご紹介させて頂きたいと思います。

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GSプラニング 代表金澤徹プロフィール