還暦を前に考えるこれからのゴルフライフ~⑤プレーを続ける体力とメンタル

雑草リモートゴルファーの徒然日記Round176

先日、2年ぶりに関東倶楽部対抗予選に参加してきました。結果から言うと、自分への過大な期待とは裏腹に、かみ合わないプレーでまったくスコアになりませんでした。自分のスコアがチームスコアに採用されない、いわゆる“コメ”。しかしチームは若手の踏ん張りのおかげで、昨年よりも順位を上げ、来年に期待を持たせる結果となりました。老兵去るべし――の心境です。

会員制クラブを代表して戦う関東倶楽部対抗の選手になることは、競技ゴルファーの憧れのひとつ。クラブ選手権に優勝して“クラチャン”になるのもそうですが、筆者にとっては関東倶楽部対抗で戦うことが、競技ゴルファーとしての矜持(きょうじ)でした。

ちょうど20年前に最初のクラブで選手団に入り、現在所属するクラブは4チーム目。最初のクラブでは、残念ながら補欠のままで選手になれませんでした。マネージャーとして仲間をサポートし、選手が1打1打に思いを込めて戦う姿に憧れ、「自分もいつかこの舞台に立ちたい」との思いを強くしました。

そして2つ目のクラブで幸運にもクラブ選手権に優勝して、翌年に初めて倶楽部対抗に出場することになりました。しかし、飛距離がなくショートゲームだけで拾う筆者のようなプレースタイルには厳しいハードなコースで、しかも嵐のような風雨の中、スコアは90の大台に到達しました。クラブを代表して戦うデビュー戦で90回。雨に濡れながら、完走するのが精一杯でした。こんな苦しいのはもう懲り懲り、なんて思ったものです。

倶楽部対抗では、普通に70台で回りたい。競技ゴルファーならだれもがそう思います。クラブによって選手の選考方法は違いますが、ほとんどが研修会という組織の平均スコアやクラチャンなどの公式戦の成績で選手を決めます。1年間、競技でスコアを出して、クラブ代表になれる。だれもが代表になりたい。出場できなかった方々の思いも背負ってティーグラウンドに立つので、70台を出したいという気持ちはなおさら強くなります。

倶楽部対抗は55歳以上のAクラスと、54歳までのBクラスに分かれます。還暦を迎える小生がこの先も倶楽部対抗で戦えるのか、それは競技ゴルファーとして戦える体力とメンタルをいかに維持できるかにかかっています。他クラブで息長く選手として戦っている方々をみると、総じて60歳代後半になっても、250㍎前後の飛距離を維持しています。話を聞くと、日頃からジムでのトレーニングや、自宅でストレッチを続け、柔軟性を維持しているそうです。筆者も毎朝のストレッチやジョギングを続けていますが、問題なのは本番で「やってしまう」メンタルかもしれません。

惨敗に終わった試合を振り返ると、体調は問題なく、身体のどこにも痛みはなく、ショットも悪くありませんでした。ところがスタートホールでピンまで5㍎くらいのアプローチをミスしてボギーとすると、ボギーが止まらない。カップまで60㌢に寄せたホールでも、疑心暗鬼のストロークでカップに蹴られると、心が折れました。終わってみるとパーは3つだけ。技術的にもたいしたことはありませんが、間違いなく気持ちの問題です。

思えばここ数年はクラブ競技でも思うようなスコアを出せず、クラブ選手権でももう10年以上、予選を通っても1回戦負け。仕事が一段落したら、お寺で座禅を組むなど、心の修行をしようかと思っています。

時田 弘光

~No Golf No Life~
以前は真剣に競技ライフを送り、今年還暦を迎えた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。つい15年前にはフルバックから7000㍎超のコースでクラチャンになりましたが、今はドライバーで200㍎の壁と戦っています。

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