今週は太平洋高気圧の勢力が強まり、関東~静岡県は晴れて強い日差しが照りつけました。また、日本列島の上空には真夏の空気が流れ込み、全国的にも厳しい暑さが続きました。
14日(火)~16日(木)は全国の8割以上のアメダス地点で最高気温が30℃以上の真夏日となり、関東から西の地域では、連日35℃以上の猛暑日となった所も数多くありました。
先週は九州を中心に猛暑日となりましたが、今週は暑さの中心が東海~関東方面にシフトし、14日(火)は東京都内で今年初の猛暑日に(練馬区や八王子市、青梅市、府中市など)。また、静岡県浜松市天竜区においては、14日(火)から3日続けて38℃以上となるなど、体温を上回る危険な猛暑となりました。
きのう16日(木)の午後は気温の上昇に加え、暖かく湿った空気の流れ込みが強まり、大気の状態が不安定となり、山沿いを中心に雨雲が急発達。所々で雷雨となり、埼玉県鴻巣市では1時間に50ミリの非常に激しい雨が降り、都内や神奈川県においても、西側のエリアでは夕方以降にザっと雨脚の強まった所がありました。
きょう17日(金)の関東~静岡県は湿った空気や気温の上昇の影響で、大気の状態が不安定となっています。夜遅くにかけて雨雲が発達しやすく、引き続きあちらこちらで雷雨となるでしょう。山沿いだけでなく平野部でもゲリラ雷雨となる可能性がありますので、最新の気象情報の確認の上、道路の冠水や川の増水、落雷などにも気を付けください。
| ●きょう17日(金)に予想される1時間降水量(多い所で) |
| 関東北部 60ミリ:非常に激しい雨(滝のように降る) |
| 関東南部 40ミリ:激しい雨(道路が川のようになる) |
| ●あす18日(土)昼までに予想される24時間降水量(多い所で) |
| 関東北部 120ミリ |
| 関東南部 80ミリ |
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あすから3連休という方も多いと思いますが、天気のポイントは「晴れ間が出ていても、急な激しい雨や雷雨に注意!」となりそうです。
▶3連休の天気のポイント 7/18(土)~7/20(月・海の日)
【天気】後半ほど晴れる範囲が広がる 山沿い中心に にわか雨に注意
【気温】暑さは一旦トーンダウンも 海の日頃からは再び厳しい暑さ
【風】沿岸コースでは南風が強まりやすい

🗼 東京・神奈川エリアのポイント解説
🔳 7月18日(土) 【 ☁️ 】 くもり ― 曇り空・内陸で午後に雷雨のリスク-
雲が多く、午前中は弱い雨が残る所もありますが、昼頃は日が差す時間帯もありそうです。夕方以降は多摩エリアなど西部などを中心に再び雨が降る可能性があり、局地的な強い雨や雷雨に注意が必要です。
最低気温は25℃前後で熱帯夜が続く所が多くなる見込みです。最高気温は30~31℃くらいの予想で、これまでの猛暑に比べるとやや落ち着きますが、南東~南よりの湿った風が吹き込み、湿度は高くムシムシと感じられるでしょう。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 気温だけ見ると先週より過ごしやすく感じますが、湿度の高さは変わりません。真夏日の暑さプラス高湿度という組み合わせは体感的に厳しいため、こまめな休憩は継続を。
🔳 7月19日(日) 【 ☁️→⛅ 】 曇りのち晴れ ― 日差し増える・南風強まる -
午前中は雲が多めですが、午後は次第に日が差してきそうです。にわか雨は山沿いが中心となる予想ですが、湿った空気の流れ込みにより午後を中心に急な雷雨が発生しやすい状況が続きますので、空模様の変化には引き続きお気を付けください。南~南東の風が沿岸部を中心に強まり、内陸でもやや強めに吹くコースもあるでしょう。朝から蒸し暑さは続き、最低気温は24~26℃くらいの予想です。日中は31℃前後まで気温が上がりますが、風が強まるため、日陰においては少しはしのぎやすく感じられるかもしれません。
🏌️ ゴルフPoint ▶ これからの季節、9ホール終わったらひとまず気温や暑さ指数(WBGT)、雨雲レーダーなど気象情報を確認するクセを付けたいところ。WBGT「危険」レベルが出ていれば無理な18H完走より早めの切り上げも選択肢に。
🔳 7月20日(月・海の日) 【 ⛅ 】 くもり時々晴れ -夏空広がる・午後は雷雨に注意 ―
午前中は雲が多めですが、午後は晴れて夏のような空が広がる見込みです。最高気温は33℃くらいまで上がる予想で、内陸では35℃近くまで上がる可能性もあります。強い日差しで体感温度は跳ね上がり、厳しい暑さが戻ってくるでしょう。引き続き、南よりの風が沿岸部を中心にやや強めに吹くでしょう。午後は大気の状態が不安定となり、平野部を含めて急な雨や雷雨となる可能性があるため、天気の急変に注意が必要です。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 3連休の最終日は青空のもとでゴルフが楽しめそうですが、暑さ対策は万全に。午後は天気の急変に注意が必要で雨具を忘れずに。
🌊千葉エリアのポイント解説
🔳 7月18日(土) 【 ☁️ 】 くもり一時晴れ -沿岸は雲多め・海風とともに蒸し暑さ続く-
湿った空気の影響で雲が広がりやすいものの、時折日が差す時間帯もあるでしょう。海からの南東風が入りやすく、内陸に比べるとわずかに過ごしやすさはありますが、湿度の高さは変わりません。昼前後は船橋エリアなど北西部を中心に、一時的に通り雨がありそうです。最低気温は24~26℃くらい、最高気温は29~31℃前後となるでしょう。
🏌️ ゴルフPoint ▶ くもり空でも紫外線は届いています。日焼け止めは汗で落ちやすくなりますので、こまめに塗りなおしましょう。
🔳 7月19日(日) 【 ☁️→☀️ 】 くもり→晴れ ― まずまずのゴルフ日和・沿岸コースでは強まる南風がネック ―
前半は雲が広がりやすいですが、次第に雲の隙間から日が差し込む見込みです。南房総の沿岸コースでは南よりの風が強まりやすいでしょう。最高気温は30℃前後で蒸し暑さが続く見込みです。内陸コースでは比較的風が弱く、蒸し暑さをより感じやすくなりそうなので、暑さ対策アイテムを持ってラウンドにお出かけください。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 南房総を中心とする沿岸コースでは南東の風が強まりやすい一日となりそうです。番手を大きめに持ち、スイングはコンパクトに。
🔳 7月20日(月・海の日) 【 ⛅ 】 くもり時々晴れ ―日差し強まる・熱中症対策を万全に―
千葉も本格的な夏空が戻る見込みです。南よりの風が入りやすく、沿岸コースでは引き続き、やや強めに感じられそうです。最低気温は25℃前後の熱帯夜となる所もあり、寝苦しさが続く見込みです。最高気温は内陸コースは33℃くらい、沿岸コースは31℃前後の予想です。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 海の日らしい爽快な青空の下でのラウンドになりそうですが、南風がいつもより強めに吹く可能性があります。海に向かって開けたホールでは、番手選びを普段より慎重に。また、暑さと強い日差しが戻りますので、ハーフが終わったら冷たいタオルや氷水で首・手首を冷やすルーティンを習慣に。
🗻御殿場・伊豆エリアのポイント解説
🔳 7月18日(土) 【 🌂☁️ 】 くもり時々雨 ― 降ったりやんだり・御殿場は過ごしやすい空気 ―
御殿場・伊豆エリアともに雨が降ったりやんだりのスッキリしない天気となりそうです。御殿場の最低気温は22℃前後、最高気温は26℃くらいで、関東と比べると過ごしやすい体感となりそうです。伊豆エリアの最低気温は24℃前後、最高気温は28℃くらいの予想です。両エリアともに南東~南よりの風が穏やかに吹く予想で、ゴルフへの影響はあまりなさそうです。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 御殿場の醍醐味は「富士山を眺めながらの涼しいゴルフ」ですが、霧や雨雲が富士の裾を包んでいたら天気の急変サインです。コース内に雷注意報が発令されたら素早くカートに乗り込んでクラブハウスへ。
🔳 7月19日(日) 【 ☁️ 】 くもり一時雨 ― ぐずつく・蒸し暑さアップ ―
くもりがちで、弱い雨が降ったりやんだりする天気が続きそうです。伊豆沿岸コースの最低気温は25℃前後、最高気温は30℃前後の予想で、蒸し暑さが増す見込みです。風は南東の風が吹くでしょう。御殿場エリアの最低気温は21℃前後で比較的すごしやすいですが、日中は28℃くらいまで気温が上がって蒸し暑さを感じるでしょう。風は南よりが穏やかに吹き続ける予想です。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 伊豆の熱海・伊東エリアは比較的雨が少ない可能性もあり、エリア内でのコース選択が天気次第でスコアを大きく左右する日。
🔳 7月20日(月・海の日) 【 ☁️→☀️ 】 くもりのち晴れ - 富士山が見える! 最高の3連休締め -
御殿場・伊豆ともに、朝は雲が多めながらも、次第に晴れ間が広がる見込みです。早朝は霧が残ることがありそうですが、午前10時頃には解消する見込みです。富士山の姿も拝める可能性が高く、絶景ゴルフを楽しめる一日となる可能性が高いです。午後は御殿場など高地でにわか雨の可能性が僅かに残りますが、午前スタートなら問題ないでしょう。最高気温は御殿場で30℃、伊豆で30~32℃と真夏日が予想され、暑さが戻りそうです。熱中症対策と紫外線対策を万全にして、無理なく回りましょう。
ゴルフPoint ▶ 3連休の締めくくりとして申し分なし。日差しが出ると紫外線は平地以上に強く、標高が高い分UV指数は10〜15%増しになることも。サングラスとしっかりした日焼け止めは欠かさずに。
⛳ 今週の「風読み」豆知識
~ 「海の日」は、暦の上でも夏本番のスイッチが入る日 ~
3連休最終日の「海の日」、今年2026年は暦の上でもちょっと特別な意味を持つ一日です。
2026年の「夏の土用の入り」は、なんと7月20日。つまり海の日と土用入りがぴったり重なる年なのです。
「土用」とは、立秋(今年は8月7日)までのおよそ18日間を指す暦の言葉。季節の変わり目にあたり、昔から「一年でもっとも体調を崩しやすい時期」とされてきました。土用の丑の日(今年は7月26日)にうなぎを食べる習慣も、本来は「う」のつく食べ物(うどん・梅干し・瓜など)で夏バテを防ごうという、先人の生活の知恵から来ています。
面白いのは、この暦の上での「夏本番突入」のタイミングが、実際の気象パターンともよく重なることです。今年も前線通過を境に、海の日から気温が上がり本格的な夏空に変わる見込みで、暦と実際の天気が足並みを揃えるような格好になっています。
ゴルファーにとってこの土用入りは、「そろそろ本気で暑さ対策のギアを上げよう」という体感的な合図として捉えるとちょうど良いかもしれません。3連休でリフレッシュした体に、これから本格的な猛暑ラウンドの日々がやってきます。海の日の青空を楽しみながら、土用の期間らしく「無理をしすぎない」意識も持って、この夏のゴルフシーズンを乗り切っていきましょう。
~ 海の日と、今年の夏を左右する「もう一つの海」の話 ~
7月の第3月曜日、「海の日」。実はこの由来、意外と知られていません。
1876年(明治9年)、明治天皇が東北地方を巡幸された際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視船「明治丸」に乗って航海し、7月20日に横浜港へ帰着されました。この出来事を記念して1941年に「海の記念日」が制定されたのが始まりで、1996年に国民の祝日「海の日」となり、2003年からはハッピーマンデー制度によって現在の「7月の第3月曜日」に落ち着きました。今年2026年はちょうど本来の日付である7月20日と重なる、少し特別な年でもあります。
さて、「海」とのかかわりでもう一つ触れておきたいのが、今年の夏を語るうえで欠かせないエルニーニョ現象です。
これは、南米ペルー沖から太平洋赤道域にかけての広い海域で、海面水温が平年より高い状態が1年ほど続く現象のこと。気象庁は今年、2026年の春からこのエルニーニョ現象が発生しているとみられると発表しており、秋にかけて続く見込みとしています。しかも6月時点の観測では、海面水温が基準値より1.9℃も高いという、かなり顕著な状態です。
「エルニーニョの年は冷夏になりやすい」という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。これは、エルニーニョが発生すると日本付近の太平洋高気圧の張り出しが弱まりやすい、という統計的な傾向があるためです。ただし、近年はこの定説が崩れつつあり、前回エルニーニョが発生した2023年の夏は、統計開始以来2位タイの記録的な高温となりました。今年の夏についても、気象庁は高温になる可能性が高いと予想しています。
台風への影響も見逃せません。エルニーニョの年は台風の発生位置が平年より南東にずれやすく、日本に近づく際に暖かい海上を進む距離が長くなるため、強い勢力を保ったまま接近しやすいとされています。実際、過去にスーパーエルニーニョが発生した年は、平年より多くの台風が発生し、非常に強い勢力まで発達した例も報告されています。
この夏、こうした背景を知っておくと、ゴルフの予定の立て方も少し変わってくるかもしれません。「今年は例年以上に、天気予報を小まめにチェックする夏になりそうだ」という心構えで、直前の予報や雨雲レーダーを確認する習慣を持っておくと安心です。
特に台風シーズン真っ只中となる8月以降は、コンペやゴルフ旅行の日程調整に、いつもより余裕を持たせておくのも一つの知恵。海の日をきっかけに、海の向こうで起きているこの夏最大級の気象トピックにも、少しだけ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
(予報士解説)










