ドライバーがいいとアイアンがダメ? – 雑草リモートゴルファーの徒然日記⑥

ドライバーがいいとアイアンがダメ。多くのアマチュアが経験する“ゴルフあるある”ではないでしょうか。

ネット検索すると、高名なレッスンプロの動画がたくさんヒットします。コンビニに並ぶゴルフ雑誌でも、まさに永遠のテーマのように定期的に特集が組まれます。それだけよくある症状なのですね。

こんなことありませんか?

新しいドライバーを購入したので、練習場でドライバーばかり打っていたら、翌日のラウンドでアイアンがさっぱり当たらなくなった。

実際に練習場で高弾道のドローボールがビシバシ打てて、「よしっ、これで明日のラウンドは大丈夫」なんて意気揚々とコースに行ったら、ドライバーでフックばかりなんてこと、よくあります。 ドライバーはボールをティーアップします。アイアンショットはパー3以外、地面に接地しているボールをそのまま打ちます。スイングの最下点でどのようにボールをミートしていくかを考えれば、ドライバーはレベルからアッパーブロー、アイアンはボールの先にターフが取れるダウンブローとなります。

アイアンがいい時はスコアがいい。ドライバーが飛んでいたという時、スコアはそうでもない。

つまりドライバーばかり練習していると、右足体重の明治の大砲、かち上げスイングになりやすい。その影響でアイアンでもボールを上げようとして、ダフりやトップばかり。アイアンが当たらないという結果になります。

一方、アイアンばかり練習しているとドライバーが当たらなくなる~という話はあまり聞きません。

パーシモン時代(1990年代前半くらいまで)の上級者はよく「ティーの高さはハンデの多さ」と言いました。

高いティーアップであおり打ちをしているうちは上達しないということです。アイアンからドライバーまですべてダウンブローという時代だったこともあります。とはいえ、この指摘はドライバーが軽量・大型化した現在にも通じるポイントです。

右体重でスイングをフィニッシュまで取ると典型的な明治の大砲になります。ドライバーからパターまで明治の大砲でボールを打とうとすると、まともに打てるのはティーアップしたボールだけです(左足上がりのライは別です)。地面のボールを右体重で打とうとするとダフるかトップ。目も当てられないのはグリーン回りのアプローチで、行ったり来たりの無限地獄になります。

パッティングについても同じです。アッパーで転がりのいいボールが打てるというプロもいますが、地面にあるボールはパターやアイアンからフェアウエーウッドまで同じようにスイングの最下点で打つのがシンプルでいいと思います。ショートゲームの名手、藤田寛之プロもパッティングのストロークをダウンブローにするとボールの転がりがよくなると言っています。

パッティングもボールをダウンブローに打ち抜く感覚が必要です

パッティングからスイングを考えれば、ダウンあるいはレベルブローでしっかりボールをミートできれば、狙ったラインに打ち出すことができます。パターが安定すれば当然、スコアもまとまります。

待ちに待ったコースでのラウンド、いいスコアを出したいコンペ――そんなラウンド前の練習でドライバーばかりを打つ方は多いと思いますが、ショートアイアンでダウンブローを意識したウオーミングアップをお勧めします。

(時田 弘光)

雑草リモートゴルファーの徒然日記 ~No Golf No Life~
数年前まで仕事の傍ら競技ゴルフを追求してきたが、加齢とともに競技引退。おひとりさまゴルフやプライベートラウンドで、自堕落でゆるいゴルフライフを過ごすことになった雑草勤め人のコラム。

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