この週末の関東~静岡県は、6日(土)は晴れ間が出て、夕方は雨のシーズンを目前に心地の良い風が吹きました。
7日(日)は、西から前線を伴った低気圧が近づき、雲に覆われて、午後からは次第に雨が降り始めました。そして、東海地方・関東甲信地方に「梅雨入り」の発表がありました。東海は平年より1日遅く、関東甲信は平年並みの梅雨入りです。梅雨の期間は平年はおよそ40日間前後で、今年の梅雨の期間は、雨の量が多くなると予想されています。先日の台風6号による大雨や暴風のような荒れた天気が重なる恐れもありますので、日ごろから備えと天気予報のチェックを今まで以上に気にかけるようにしてみてくださいね。

きょう8日(月)の関東~静岡県は、午前中は雨が降り、未明~明け方にかけては一時的に雨脚の強まった所もありましたが、午後は雲の隙間から薄日が差す所もあるでしょう。ただ、埼玉県や関東北部、静岡エリアでは夕方以降、再び雨が降りやすくなりますので、お帰りの際は雨具があると安心です。
▶ 今週の天気のポイント 6/9(火)~6/12(金)
【天気】くもりや雨のぐずついた天気
【気温】最高気温は25℃前後とこの時期らしく
【風】沿岸では風が強まりやすく 影響を感じる場面も

今週は梅雨入り直後特有の「ジメっとした曇り空」が続きます。大雨というよりは、しとしとと降ったりやんだりを繰り返す「梅雨らしい」天気パターンとなる見込みです。梅雨前線は本州の南海上に停滞し、雲が多めながらも晴れ間の出る日もありそうです。
🗼 東京・神奈川エリアのポイント解説
⬛6月9日(火) ☔→☁️ 雨のちくもり・梅雨空の幕開け
9日(火)の東京・神奈川エリアは朝まで雨が降る所が多くなるでしょう。日中はくもり空で経過し、少し日が差す時間もありそうですが、夕方以降は多摩方面で再び弱い雨が降る可能性があります。風は朝は北よりで日中は南よりが吹く予想です。最高気温は25℃前後の予想です。
🏌️ ゴルフPoint ▶ コースは朝までの雨で芝が水を含んでいる可能性があります。フェアウェイのランが少なく、グリーンも重めでボールが止まりやすい状態です。アプローチの距離感はいつもより少し大きめに。
⬛6月10日(水) 〜11日(木) ⛅ くもり 日差しに期待も にわか雨に注意
日本海に中心を持つ高気圧に覆われるため、雲が多めながらも、日が差し込む時間帯があるでしょう。ただ、南海上にのびる前線上を低気圧がたびたび通過し、湿った空気の影響を受ける見込みです。このため、沿岸部を中心に雲が多く、雨の降る所がありそうです。内陸(多摩・相模原方面)は比較的雲が薄い時間帯もありそうですが、変わりやすい天気で、にわか雨の可能性がありますので、折り畳み傘が活躍しそうです。
晴れ間が出ると湿度との相乗効果で蒸し暑く感じられます。最高気温は25~26℃くらいの予想で、11日(木)からは内陸では30℃近くまで上がる所も予想されています。熱中症には十分お気を付けください。風は日中は南~南東が吹き、湾岸エリアでは午後から強まってくるでしょう。
🏌️ ゴルフPoint ▶ ジメっとした中でのラウンドとなります。湿度が高くグリップが汗で滑りやすいため、グローブや手の汗対策をこまめに行いましょう。タオルは必携です。
⬛6月12日(金) ☁️🌂 くもり一時雨 太平洋側は雨となりやすい 週の締めは梅雨空
前線や気圧の谷の影響で、再び雲が厚くなり、一時雨の可能性が高まります。風は南〜南東から吹いて、沿岸部を中心にやや強まる見込みです。最高気温は25℃前後でジメジメとした暑さが続くでしょう。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 週末ラウンドを控えている方は、この日の天気をチェックして土曜のコースコンディションを予測しておきましょう。梅雨空の週を締めくくる一日です。雨の中でラウンドが必要な方は、グリップが汗や雨で滑りにくい雨天用グローブへの切り替えをおすすめします。
🌊千葉エリアのポイント解説
⬛6月9日(火) ☁️ くもり 朝まで雨・太平洋に開けた千葉は前線の影響が長引く
8日(月)は千葉県の一部で雨脚が強まり、沿岸部を中心に風もやや強く吹きました。この流れが9日(火)朝まで続く見込みです。千葉は南〜南東からの海風を正面から受けやすく、前線に近い外房・銚子方面ではくもりのまま一時雨が残りやすい一日になります。午後は次第に回復してきますが、内陸の東京・神奈川より遅れて晴れ間が出る傾向があります。最高気温は気温は24℃前後の予想ですが、沿岸コースでは22℃くらいと内陸よりやや低く、暑さはひかえめでしょう。風は午前中は北~北東、午後は南よりに変わって、南房総の沿岸部では南西風がやや強めに吹く所がありそうです。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 外房・千葉南部の海沿いコースは南東の海風が強く、飛距離に大きく影響します。向かい風のホールでは1〜2番手上げるくらいの調整が必要になる場面もあります。千葉市近郊の内陸コースでは比較的穏やかなコンディションが期待できます。
⬛6月10日(水)〜11日(木) ⛅ くもり時々晴れ・千葉でも晴れ間チャンス
千葉でも10日(水)〜11日(木)は雲に覆われながらも、日差しが届く時間帯がある見込みです。ただし、にわか雨の可能性もありますので、レイングッズを持ってゴルフ場にお出かけください。最高気温は24〜26℃で、湿度が高く、日が差し込んだ際には、より一層蒸し暑く感じられそうです。風は日中は東よりが吹く所が多く、沿岸コースでは午後を中心にやや強まりそうです。特に南房総では5~6m/s以上の風が吹く時間帯が長く、プレーに影響が出そうです。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 今週でコンディションが最もまとまりやすい2日間です。特に午前中のラウンドは比較的過ごしやすい予想です。ただし梅雨時の千葉は日差しが出ると急激に蒸し暑くなるため、こまめな水分補給と熱中症対策を忘れずに。
⬛6月12日(金) ☁️🌂 くもり一時雨・降ったりやんだり
雨が降ったりやんだりして、梅雨らしい天気となりそうです。東~南東の風が吹き、沿岸コースではやや強まる所がありそうです。最高気温は25℃くらいの所が多くなりますが、沿岸部はやや低めの22℃前後の予想で、薄手の羽織るものがあってもよいかもしれません。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 12日(金)はレインウェアを準備した上でのラウンドがオススメです。傘よりレインウェア上下の方がゴルフには適しています。
🗻御殿場・伊豆エリアのポイント解説
⬛ 6月9日(火) ☁️🌂 くもり一時雨・霧の可能性も・山沿いは雲が厚い
明け方まで雨が降り、御殿場エリアでは日中も降ったりやんだりする見込みです。御殿場は標高600〜900mの高地にあり、梅雨時は雲の中に入るような日が多くなります。霧(ガス)が朝から発生し、視界不良となる日があります。伊豆半島の山間部・河津方面でも同様に霧や小雨が続くでしょう。台風6号からの地盤の緩みはまだ完全には回復していない状況です。台風6号の影響で地盤が緩んでいる場所があるため、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。風は御殿場エリアでは朝は北よりで日中は南よりが吹く予想です。伊豆エリアでは東よりの風が吹く所が多くなりそうです。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 御殿場エリアの朝は霧でスタートが遅れたり、視界不良でのプレーとなる場合があります。状況を確認してからスタートを。
⬛ 6月10日(水)〜11日(木) ⛅ くもり・つかの間の晴れ
御殿場・伊豆エリアでも10日(水)~11日(木)は、雲の隙間から一時的に日が差す時間がありそうです。ただし、関東エリアに比べると、雨が降りやすい予想です。御殿場は2日間とも、にわか雨の可能性が取れず、ラウンドには雨具を携帯しておいた方がよいでしょう。また、伊豆でも11日(木)の夕方以降は雨となりそうです。最高気温は23~24℃くらいの予想で、晴れ間が出たら、もう少し上がる可能性があります。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 御殿場エリアでは引き続き霧が出やすい状況です。
⬛6月12日(金) ☁️ くもり一時雨 じわじわと梅雨空へ
くもり空が広がり、雨が降ったりやんだりの一日となるでしょう。高原ゴルフには蒸し暑い条件となります。風は東~南東が吹きやすくなりそうです。最高気温は御殿場は21℃くらいまで下がって少しヒンヤリしそうです。伊豆は引き続き24℃くらいで暑くはないですが、ジメジメとして汗は乾きにくいため通気性の良いウェアがよいでしょう。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 服装は、吸汗速乾素材の半袖がベースで、薄手のレインウェアを常備するスタイルが最適です。朝晩の気温低下に備えて薄手のカーディガンや長袖の羽織り物も一枚あると安心です。御殿場など標高の高い場所では、東京より5℃程度低いことを前提に服装を選びましょう。
⛳ 今週の「風読み」豆知識
~ ☔ 梅雨入りしたこの機会に!「雨の強さ」をゴルフボールで感じてみよう ~
梅雨が本格到来した今週、改めて「雨の強さ」について考えてみましょう。
天気予報で「激しい雨」「非常に激しい雨」という言葉を耳にしますが、1時間に何ミリで「激しい」のか、ピンとくる人は意外と少ないものです。
気象庁が定める雨の強さの目安は次のように整理されています。

●「雨の強さ」とは
「雨の強さ」とは、1時間あたりの雨の量のことです。この雨の量とは、「mm(ミリ)」で表現されるのですが、これは、「1時間あたりで水がたまる深さ」を意味します。降った雨がどこにも流れ出ずにそのまま溜まったときの「水の深さ」のことです。
気象庁では雨の強さについて基準を設けており、
「激しい雨」は1時間雨量30mm以上〜50mm未満でバケツをひっくり返したように降る状態、
「非常に激しい雨」は1時間雨量50mm以上〜80mm未満で滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)状態とされています。「非常に激しい雨」では傘は全く役に立たなくなります。
さらに80mm以上は「猛烈な雨」と呼ばれ、「息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を覚える」ほどの強さです。
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例えば、一辺が1メートル(100㎝)の水槽に1時間に50ミリ(5㎝)の深さの雨がたまったとします。
そうすると、100㎝×100㎝×5㎝=50000㎝³=50L となります。
つまり、50リットルの雨が降ったということになります。
傘を差したときの面積はおおよそ1平方メートルなので、1時間外で50ミリの雨にあたったら、、、
50リットル=牛乳パック50本分の雨 が傘にあたる計算になります。
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では、これをゴルフボールで換算してみましょう。
標準的なゴルフボールの直径は42.67mm、体積は約40.7mL(≒0.0000407㎥)。重さは45.93g以下です。
1時間に50ミリ(非常に激しい雨)が18ホールのコースに降り注いだら?
一般的なゴルフコース(18ホール)の面積はおよそ60万平方メートル(約60ha)。1時間に50ミリの雨が降ると、コース全体に降る水の総量は次のようになります。
60万m² × 0.05m(50mm)= 3万立方メートル = 3,000万リットル
これをゴルフボール(1個約40.7mL)の個数に換算すると——
3,000万L ÷ 0.0000407m³ ≈ 約7億4,000万個分
1時間に50mmの「非常に激しい雨」だけで、18ホールのコースにゴルフボール約7億4,000万個分の水が降り注ぐ計算になります。
さらに大雨の基準となる200ミリ(大雨特別警報クラス)の場合には、これが4倍になり——約30億個分のゴルフボールが1時間でコースを覆い尽くすイメージです(もちろん1時間でこれほどの雨が降ることはまれですが、台風6号が伊豆に近づいた際の24時間雨量が300mmに達した所もあった事実を考えると、トータルの水量がいかに膨大かがわかります)。
コースが冠水したり、排水が追いつかなくてプレー中止になるのも、数字で見ると納得ですね。
そして梅雨時の「普通の雨」——1時間に10〜20mm程度(やや強い雨)でも、同じコースに換算すると1時間でゴルフボール約1億5,000万〜3億個分の雨が降っています。「ちょっと降ってきたな」という感覚の雨も、コース全体で見ると実は膨大な水量です。ぬかるんだグリーンや水たまりができるのは当然のことかもしれません。
今週の梅雨ラウンドでしとしとと降る雨を見上げるとき、「このコース全体では今、ゴルフボール何億個分の水が……」と想像してみると、少し雨が違って見えてくるかもしれません。
(予報士解説)










