ワクワクさせる渋野のプレーにあっぱれ – 雑草リモートゴルファーの徒然日記vol.52

今季から米女子ツアーに本格参戦している渋野日向子が、躍動感溢れるプレーで多くのファンを魅了しています。

今季メジャー初戦「シェブロン選手権」(カリフォルニア州ミッションヒルズCC)は3日、最終ラウンドが行われ、前日に崩れた渋野が6アンダーの66と盛り返し、4位タイでフィニッシュ。「最後は思い切りやりたい」と開き直った渋野のプレーはダイナミック。多くのファンが元気をもらったことでしょう。優勝したのはジェニファー・カプチョ(米)。

逆噴射もあれば大爆発もあるのが渋野の魅力

前日はティーショットの乱れから、77と崩れた渋野。この日は気持ち良くドライバーを振り抜いた2番パー5(502㍎)で、2㍍を入れてバーディーとすると、難易度の高い3番パー4(435㍎)で7㍍を沈めた。続く4番パー4(389㍎)も3㍍を真ん中から入れて3連続バーディーとしました。前半は8番パー3でティーショットをラフに外してボギーにしましたが、9番は2㍍のパーパットをセーブして後半へ。前日とは違いショットがキレて、パッティングが安定していました。

10番パー4(394㍎)もドライバーをフェアウエー真ん中に飛ばし、フォロー風の中、果敢に攻めてピン奥3㍍からバーディーを決めました。こうなるともうイケイケです。続く11番、12番ともドライバーをフェアウエーに振り抜いて、3連続バーディー。3㍍以内のチャンスを確実に決めて、上位が見えてきました。グリーン右側が池でピンが右サイドに切った14番パー3(122㍎)では、左手前5㍍を沈めて10アンダー。最終18番は短いパー5(493㍎)で「もうひとつ」と期待しましたが、残念ながらパーでフィニッシュ。

ラウンド終了後、「(4日間のうち)何かしら1日はやらかす」と記者を笑わせた渋野。最終日は首位と12打差でスタートしながら、終わってみれば優勝したカプチョに4打差まで迫った。スケールの大きなゴルフで、「何かやってくれる」期待感はこれまでの日本人選手にないものがあります。3日目の逆噴射といった“もろさ”があるからこそ、不思議と応援したくなる。日本人として初めてのメジャー複数回優勝に、シブコが一番、近いところにいるのは間違いないでしょう。

時田 弘光

~No Golf No Life~
数年前まで真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。飛距離に難のある56歳。

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