職業別では自営業者が16人、サラリーマンが9人。自営業者は不動産管理業、不動産会社経営、建築会社経営、運送会社経営、薬店経営など。勤め人では、公務員、商社勤務、マスコミ関係、シャフトメーカー勤務、ゴルフショップ勤務などでした。
財政的余裕があり、自らスケジュールを調整できる自営業者が多数を占めました。予算が限られる勤め人の方々も、夜勤の谷間に練習場やコースでのラウンドをこなし、有給を利用して平日競技に出場しています。
学生時代から競技ゴルフをしていた方が3人、元研修生が1人で、この4人はメンバーになってから比較的早い年数でクラチャンを獲得しています。若い頃に理にかなったスイングとボールを操る感覚を身につけた方々は、クラチャン獲得に最も近いプレーヤーと言えるでしょう。
練習場に行く頻度では、週に4回以上が4人、週に3回以下が12人。「定期的に練習場に行ってボールを打たない(ラウンド後にコースで練習)」が6人という結果でした。
熱心に練習場に通うクラチャン経験者のほとんどが「最近のラウンドから持ち帰った課題の克服」「ボールを捉える感覚の維持」「ネット動画で見たスイング理論の確認」など、明確な目的を持って取り組んでいます。一般アマチュアに多い「運動不足の解消」「コンペ前に不安を解消」などの理由はありませんでした。
学生時代に競技ゴルフを始め、25歳で初めてのクラチャンを獲得したトップアマのYさん(49)は、「練習してあれこれ悩むのが嫌」という理由から、練習場ではボールを打たないという。身体のケアを第一に、ストレッチボールを使用し、関節のストレッチを毎日続けています。
来年、還暦を迎えるHさんも「40代にボールを打ち込み過ぎて肘を痛め、挙句の果てに腰痛になってから、練習場の硬いマットでボールを打つのを止めました。ラウンド後にコースでアプローチ練習をする程度。ラウンドをしない休日は練習場に行かず、体幹を鍛える腹筋背筋や、ジムに行って関節の可動域を広げる初動負荷トレーニングをしています」という。
競技ゴルフをする上で、飛距離は必要最低条件ですが、クラチャン経験者はどれぐらいドライバーを飛ばすのでしょうか?

クラチャン経験者は練習を疎かにせず、明確な課題を持って取り組んでいる
アンケート結果では、平均飛距離は254ヤード(最長280ヤード~最短210ヤード)。得意クラブ(複数回答)は①ドライバー12、②パター10、③ウエッジ6、④フェアウエーウッド5、⑤得意クラブなし4、⑥9番アイアン2―の順でした。クラチャンになるにはティーショットとグリーン上が大切ということが分かります。
<クラチャンのゴルフ予算はどれくらいか>
ただでさえお金のかかるゴルフ。クラチャンになるレベルの競技ゴルファーは当然ながら年間ラウンド数も多く、ゴルフ予算は趣味の範囲を超えています。アンケートでは、最も多かったのが約500万円、最少が50万円で、平均すると178万円という結果でした。
ゴルフ予算は、ラウンド代、ゴルフ倶楽部の年会費、コースまでの交通費(ガソリン代含む)、試合のエントリーフィー、遠征費などを含みます。当然、ラウンド数がゴルフ予算の大部分を占めますが、有効回答22人の平均年間ラウンド数は104ラウンド(最少30~最多160でした。一年52週ですから、ちょうど週2回のペースでコースに出ている計算になります。










