5月最後の週末は、関東~静岡では雲が多い時間帯もありましたが、五月晴れで幕を閉じました。
5月は異例の暑さが目立った1か月でしたが、きょう6月1日(月)も朝から各地で気温が急ピッチで上がっています。午後は次第に雲が増えて、きのうに続き蒸し暑い一日となるでしょう。気温は30℃以上の真夏日となるところが多く、内陸では猛暑日となるところもありそうです。きょうは北日本まで暖かな空気に覆われて札幌も31℃と、東京の32℃予想とほぼ同じ気温まで上昇する予想です。水分補給を忘れずに、引き続き、熱中症に気を付けてください。
さて、台風6号は6月1日(月)11時現在、暴風域を伴い那覇市の南南西約190kmを北上しています。今夜には沖縄本島に最接近し、2日(火)朝には奄美市に近づく見通しです。その後、進路を東よりに変えて、3日(水)は暴風域を伴ったまま東海~関東甲信地方に接近するおそれがあります。

【最新の台風進路はこちら】
▶ 今週の天気のポイント 6/2(火)~6/5(金)
【天気】警報級の大雨・大しけ・大荒れのおそれ
【気温】暑さやわらぐも ジメっと感あり
【風】3日(水)は暴風に警戒

🗼 東京・神奈川エリアのポイント解説
⬛6月2日(火) ☁️→☔ くもりのち雨・前線の北上とともに雨雲が広がる
🌀台風6号は2日(火)朝には暴風域を伴い奄美市付近に接近する見通しです。
2日(火)は前線が東海道沖を北上し、静岡県や関東は湿った空気の影響を受ける見込みです。東京・神奈川エリアは雲が多く、夕方以降に雨が降り始める予想です。夜遅くにかけて次第に雨脚が強まってくるでしょう。最高気温は26℃前後と真夏日からは解放されますが、湿った南風が入り込むため湿度が高く体感温度はジメッと高めでしょう。
🏌️ ゴルフPoint ▶ ラウンド可能な日ですが、南よりの蒸し暑い風の中でのプレーになるため、水分補給を通常より多めに。汗でグリップが滑りやすくなるので、タオルとグローブの予備は必須です。
⬛6月3日(水) ☔🌀🌊 大雨・暴風・大しけのおそれ ⚠️ 要警戒
🌀台風6号は2日(火)から3日(水)にかけて、暴風域を伴ったまま本州の南岸を東よりに進み、3日(水)は東海や関東地方に接近する見込みです。
東京・神奈川エリアでは前線や台風本体の発達した雨雲により、3日(水)は警報級の大雨となる所がある見込みです。
3日(水)6時~4日(木)6時までの24時間に予想される降水量は多い所で200ミリです。
また、風も強まり、台風の進路によっては暴風となるおそれがあります。内陸部でも強風が予想されており、沿岸・湾岸に限らず注意が必要です。
3日(水)に予想される最大風速(最大瞬間風速)は東京地方で23m/s(35m/s)、神奈川県で18m/s(30m/s)です。
最高気温は20℃台前半で蒸し暑さはやわらぐでしょう。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 警報級の大雨・暴風・高波が重なる可能性が高く、コースのフェアウェイが水没・浸水するリスクもあります。
⬛6月4日(木) ☁️ くもり・台風通過後もスッキリせず
4日(木)は台風6号が日本の東の海上へ抜ける見通しですが、西から前線がのびてくる予想です。
台風が抜けても湿った空気の流れ込みが続き、関東は雲が多く、パラパラと雨が降りやすい空模様が続きます。台風通過後特有のフェーン現象で一時的に気温が上がる可能性もありますが、湿度は高めで不快感は残ります。夜は気温が大きく下がらず、ジメッとした寝苦しい夜になる可能性があります。
🏌️ ゴルフPoint ▶ コースコンディションは前日の大雨で芝が水を含んでおり、フェアウェイはぬかるみ・目土の流出などが発生している可能性が大。グリーンは重く、アプローチも止まりやすい状況が予想されます。
⬛6月5日(金) ☁️ くもり・じわじわと回復の兆し
南海上にのびる前線の影響で雲が多く、スッキリとした晴れにはならなそうです。最高気温は25℃前後で、湿度はやや高め。北~北東の風が沿岸部を中心にやや強めに吹く予想です。
🏌️ ゴルフPoint ▶ コースの回復具合によってはプレー可能な状況に戻りつつあります。ただし、風は北〜北東に変わり、台風前とは風向きが逆転している点に注意。また、午後は内陸コースでもやや強まる可能性があります。
🌊千葉エリアのポイント解説
⬛6月2日(火) ☁️→☔ くもりのち雨・千葉は先行しやすい
千葉は太平洋側に開けているため、台風接近前の南よりの湿った風を最初に受けやすい地形です。沿岸部・外房エリアでは午前中からうねりが強まり、海岸付近の風も強まってきます。内陸の千葉市近郊でも夕方以降本降りの雨になる見込みで、夜遅くにかけて雨が強まる可能性があります。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 千葉南部・内房のコースでは午前中にプレーをすませてしまうのが賢明です。
⬛6月3日(水) ☔🌀 大雨・暴風⚠️ 沿岸部は特に要注意
千葉は関東の中でも雨量が特に多くなる可能性があり、3日は激しい雨が降るところがあるでしょう。銚子〜房総半島南端の太平洋側は台風の影響が内陸より強まります。高波・高潮の恐れもあります。風は東から強烈に吹きつけ、海岸部では暴風警報の発令も予想されます。
3日(水)6時~4日(木)6時までに予想される24時間降水量は多い所で200ミリです。
また、海上では暴風が吹き荒れ、陸上でも強い風に注意・警戒が必要です。
🏌️ ゴルフPoint ▶ この日のラウンドは完全中止の可能性が高い一日です。 台風の暴風域が接近する可能性があり、コース側が自主的にクローズするケースも考えられます。
⬛6月4日(木)〜5日(金) ☁️ くもり一時雨・台風通過後の回復待ち
台風が抜けた後も前線の影響で薄い雲が残りがちです。千葉は台風通過後、北東〜北の風に変わりやすく、特に外房や館山方面では向かい風が強くなることがあります。コースは完全回復前の状態が続くでしょう。5日(金)には徐々にコンディションが戻ってくる期待がありますが、ぬかるみには注意が必要です。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 4日は様子見、5日から慎重にプレーを再開する形が現実的です。台風後の風向転換で、コースで体感する風の方向がふだんと逆になるケースがあります。ピン位置や旗の確認をいつも以上に丁寧に行いましょう。
🗻御殿場・伊豆エリアのポイント解説
⬛6月2日(火) ☁️→☔ くもりのち雨・台風接近前の先行雨
静岡県は2日(火)から大雨の可能性があります。伊豆半島は台風の進路に近く、南東斜面には台風からの湿った風が当たりやすく雨量が増えやすい地形です。御殿場は箱根山地の東斜面に位置し、湿った空気が山に当たって雨雲が強化されやすい地形です。午前中から雨が降り始め、午後から雨が本降りとなるでしょう。夜のはじめ頃からは、雷を伴った非常に激しい雨が降る所もある見込みです。
2日(火)6時~3日(水)6時までに予想される24時間降水量は多い所で150ミリです。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 午前中はプレー可能ではあるものの、帰り道のことを考慮すると控えておいた方が良さそうです。
⬛6月3日(水) 大雨・暴風・高波 ⚠️ 最大警戒
静岡県には3日(水)に台風が接近する予想で、大雨・暴風・高波において警報級となるおそれがあります。伊豆半島は台風進路のすぐ近くを通ることが予想されており、今週最も大きな影響を受けるエリアのひとつです。駿河湾・相模湾は大しけとなり、伊豆の沿岸部・下田・南伊豆方面は特に暴風・高波・高潮への警戒が欠かせません。御殿場でも強烈な南〜南東風が吹きつけ、突風・倒木にも注意が必要です。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 御殿場・伊豆エリアのゴルフ場は3日は全面クローズの可能性が高いです。 事前にゴルフ場の公式情報を確認しましょう。
⬛6月4日(木)~5日(金) ☁️ くもりのち一時晴れ間も・徐々に回復へ
台風が通過すると、少しずつ天気回復の兆しが出てきます。山あいに霧が残る朝もありますが、昼前後から晴れ間が広がる可能性も。気温は22〜26℃ほどで、真夏日にはならない過ごしやすい適温になりそうです。ただし、まだ前線の影響でにわか雨もあり得ます。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 週末のラウンドに向けてコース状態が徐々に回復してきます。コースメンテナンスが入ることも多く、カート道の使用制限やフェアウェイの進入制限が出ている場合があります。
⛳ 今週の「風読み」豆知識
🌀 台風が来る前に「知っておきたい」備え方——
① 「暴風が吹き始めてから」では遅い
「暴風が実際に吹き始めてからでは、屋外での行動は命に危険が及びます。特に土砂災害や洪水、高潮のおそれがある区域では、風雨が強まる前の早めのタイミングで対応をとることが重要です」
ゴルファーにとって身近な話に置き換えると——「3日(水)はまだ大丈夫そうだからラウンドしよう」という判断が、午後から急激に悪化した天気の中でコースに取り残される事態につながりかねません。台風時は**「早めの撤退・早めの中止判断」**が鉄則です。
②最大瞬間風速でどんな「世界」になるか知っておこう
最大瞬間風速30〜40m/s(時速約90〜110km)では「固定されていないプレハブ小屋が移動、転倒」し、40〜50m/s(時速約110〜125km)では「走行中のトラックが横転」するレベルです。さらに50〜60m/s(時速約140km)では「多くの樹木が倒れ、電柱や街灯で倒れるものがある」とされています。
今回の台風6号は3日(水)の関東接近時に最大瞬間風速35m/s程度が予想されており、カート置き場のプレハブが被害を受けたり、飛来物によって負傷するおそれがあります。そのような状況下では、ゴルフ場が「安全上クローズ」の判断をするのは当然のことです。
③ ハザードマップ確認は「コースのある街」でも
気象庁は「事前に情報の入手方法を確認しておくこと、地域のハザードマップで身の回りの災害リスクや河川の水位情報を確認しておくこと」を呼びかけています。(ハザードマップポータルサイト)
自宅やゴルフ場近くの河川が「水位周知河川」に指定されているかどうか、事前に確認しておくと安心です。台風接近前の「静かな時間」に調べておくことが、いざというときの判断を早めます。(川の防災情報)
台風は「来てから動く」では遅い——ゴルフのラウンドも同じで、前日の段階で「行く・行かない」の決断をすることが、結果的に安全で賢い選択になります。今週は気象庁の情報をこまめにチェックしながら、ラウンドの計画を柔軟に調整してみてください。
▶ トピックス
【2026年5月の天候の特徴まとめ】
2026年5月を振り返って、どのような天候だったのかまとめました。

2026年5月の関東・静岡エリアは、「メイストーム(春の嵐)」から始まりました。
●上旬 (メイストームと西の梅雨入り)
1日(金)は昼前にかけて大雨となりました。各地で風も強まり、栃木県宇都宮市でダウンバースト(風速約40m/s)が発生した可能性があり、住宅の屋根が飛ばされるなどの被害が出ました。3日(日・憲法記念日)には奄美地方が梅雨入りし、翌4日(月・みどりの日)には沖縄地方が梅雨入り。雨のシーズンが西から近づくとともに、関東、静岡県には2回目のメイストームが襲来しました。大雨・強風により各地で停電や交通機関に乱れが出ました。アクアラインは早朝に25m/sの横風により通行止め。そのほか、東名高速、JR線、空の便も強風により遅延や運転見合わせが相次ぎました。雨がやんだ午後は天気は急速に回復し気温が急上昇。東京・練馬区や八王子市で関東初の真夏日(30℃以上)に。嵐襲来から夏の到来へと移行する激動の一日となりました。
●中旬 (ゲリラ雷雨と記録的な暑さ)
中旬に入ると、大気の状態が不安定な日が続き、あちらこちらでゲリラ雷雨が発生しました。13日(水)~14日(木)にかけては、東京都心や横浜でも夕方から雷雨に。横浜市内の歩道やバスターミナルの一部が冠水する騒ぎになりました。
16日(土)~17日(日)雲一つない晴天の週末。強い日差しで季節先取りの暑さ。17日(日)は東京都心で今季初の真夏日(30.2℃)となりました。
18日(月)は5月としては記録的暑さ。兵庫県豊岡市や大分県日田市で最高気温35.3℃を観測し、今年全国初の猛暑日となりました。30℃以上の真夏日となった地点も300地点以上と今年最多で、西日本を中心とした42地点で5月の最高気温の記録を更新しました(タイ記録を含む)。
19日(火)も引き続き晴れて厳しい暑さ。福島県福島市と梁川市で猛暑日。20日(水)にかけても、内陸部を中心に30℃以上の真夏日が続きました。
●下旬 (梅雨のはしり と 忍び寄る台風6号 暑さ再燃)
21日(木・小満)~23日(土)にかけては、くもりや雨のぐずついた天気となり「梅雨のはしり」に。北東から冷たい風が流れ込み、気温は急降下。最高気温は20℃に届かなかったところも多く、3月中旬~4月並みの肌寒さが続きました。
最終週になると暑さはぶり返し、29日(金)から31日(日)は、再び記録的な高温となりました。
29日(金)は横浜・千葉で今年初の真夏日。東京都心2度目の真夏日。朝から気温の上がり方は早く、東京都心は7時過ぎに25℃を超え、栃木県佐野市では8時前には30℃以上に。避暑地として有名な千葉県勝浦市では北西風フェーンによって、32.3℃(5月の最高気温1位記録更新)まで気温が上がるなど5月とは思えないような、異例な暑さとなりました。
30日(土)~31日(日)、5月最後の週末も30℃以上の真夏日となったところが多くなりましたが、比較的カラッとした暑さの五月晴れで幕を閉じました。
🌂6月の天候の特徴🐌
▶ 梅雨前線とは? 要注意セット
▶ 梅雨寒(つゆざむ)
▶ 6/21は夏至 アーリーバードや薄暮プレーで効率よく

●梅雨前線とは
6月は初夏から本格的な夏への季節の変わり目にあたり、本州付近では北の冷たく湿った「オホーツク海高気圧」と南の暖かく湿った「太平洋高気圧」がせめぎ合います。
この性質の違う南北の高気圧がぶつかり合う境界線では雲が発生しやすくなります。これが梅雨前線です。2つの高気圧の勢力がほぼ互角なため前線がほとんど動かず(一時的な南北移動や活動の強弱はあります)、長い間、同じ場所にとどまり日本列島にぐずついた天気をもたらします。
注意したいのが、「梅雨前線+台風」の組み合わせです。
本州付近に停滞する梅雨前線に台風からの熱帯由来の暖かく湿った空気が大量に補給されると、前線が刺激され活動が活発化します。これまで数々の災害を引き起こしてきた事例もありますが、“線状降水帯”が発生するなど、災害リスクが高まります。
梅雨前線が日本列島付近に停滞している状況で、台風が近づいてくる場合は、台風が離れた位置にあっても大雨・雷雨に注意が必要です。
今回の台風6号は、まさにこのパターンです。日本の南にのびる梅雨前線が3日(水)にかけて本州の南岸を北上し、そこに台風6号が近づく影響で、前線の活動が活発化します。
関東~東海地方では、台風が近づく前から活発化した前線による雨が降り、台風が近づくと台風本体からもたらされる雨が加わり、総雨量が多くなり大雨になることが予想されます。土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫のリスクが高まっていますので、厳重な警戒が必要です。
6月は、そのほか、梅雨の晴れ間には、気温が急上昇する日もあるでしょう。湿度も高くなり、毎年熱中症搬送者数は多くなる傾向です。食品も傷みやすくなる時期になってきますので注意が必要です。
●梅雨寒(つゆざむ)
梅雨寒(つゆざむ)は北のオホーツク海高気圧の勢力が強まって、東北~関東の太平洋側のエリアに冷たく湿った北東の風が流れ込み、曇りや雨の日が数日続くことを言います。
東北地方ではこの東よりの風のことを「やませ」と呼ぶことも。長続きすると、稲や豆類・野菜などの農作物は日照不足と低温のため生育が遅れ、収穫量に大きく影響します。関東地方では最高気温は20℃に届かず、3月半ば~4月並となることもあり、空気はヒンヤリします。
また、沿岸部では船乗りを悩ます海上の霧「海霧(うみぎり)」もこの時期に発生しやすくなります。沿岸コースはスタートが遅れることも。
海霧は海水温が20℃以下で、気温と海水温が近いほど発生しやすいといわれています。海水温がまだ低いこの時期、根室や釧路の街は毎日のように霧に包まれます。
●夏至
6/21(日)は1年のうちで昼間が一番長い「夏至」です。
太陽が出ている時間は14時間35分程度。例年、梅雨の時期と重なり太陽は雲で隠れてしまい、あまり日の長さを実感! という感じにはならないかもしれませんが、曇っていても明るい時間が長いので、プレーできる時間帯そのものは長く、ゴルフをじっくり満喫できるシーズンになりますね。ちなみに、冬至における東京の昼の長さは約9時間45分。夏至と比較すると約5時間短くなります。昼の長さを活かしたアーリーバードや薄暮プレーであれば、暑さを避けらることもできるので一石二鳥です。
ただ、ごくわずかな差ですが、日の出が一番早くなるのは夏至の日ではないのです。最も早い日の出は、夏至の約1週間前、最も遅い日の入りは夏至の約1週間後。季節によって太陽の動き方が変わるため、このようなズレが生じます。東京の夏至の日の日の出は4時25分、日の入りは19時ちょうどです。
(予報士解説)










