このところツアーの話題ばかりが続いたので、徒然日記らしい話題をひとつ。30歳で本格的にゴルフを始めた筆者は、早いもので来年、還暦を迎えます。下手ながらも競技ゴルフにはまり、試合で知り合った仲間たちも同じように齢(よわい)を重ねています。
さて、先日、千葉市若葉区の千葉市民ゴルフに行きました。片山晋呉監修の9ホールは、距離は短いものの戦略的で。コース管理が抜群に良く、とりわけグリーンは素晴らしい。コースについては、1人プレーに行ってみた(千葉市民ゴルフ場編)をご参照ください。
過去に約10年間在籍したクラブでクラブ対抗にも一緒に出場したAさんと偶然、一緒になりました。筆者より4つ年上の先輩。むかし、といっても5~6年ほど前の記憶ですが、ドライバーで250㍎を飛ばす豪快なゴルフが身上の素晴らしいゴルファーでした。

「おっ、元気そうだね?きょう一緒に回れるなんてうれしいな」と人懐っこい笑顔でご挨拶いただきました。ゴルフっていいですね。同じチームでゴルフの難しさを共有しながら過ごした日々は何ものにも変えられません。
ようやく北風が身にしみる季節になってきました。北に向かって打つスタートホールはバックから355㍎のパー4。風速5㍍ほどのアゲンストですが、ドライバーでナイスショットしても2打目はピンまで170㍎も残りました。5年前はスプーンで打っていたAさんも、今回はドライバー。安定のフェードボールでしたが、飛距離は筆者より少し飛んでいるくらい。
「最近、飛ばなくなってね。GPS計測器で測ると210㍎くらいしか飛ばないよ」。Aさんは、股関節を痛めて手術したそうで、アイアンからドライバーまで以前、使っていたスペックよりも柔らかいものに変えていました。
9ホールという短い時間でしたが、お互いの健康と変わらぬスイングを確認し、なぜか幸せな気持ちに浸れました。とはいうものの、豪快なゴルフを楽しんでいたAさんは飛距離が落ちたことでゴルフへのモチベーションが下がっているようでした。
髪も白くなり、体格も一回り大きくなったAさん。大きな会社の役員で定年延長していますが、あと数年働いて、完全リタイヤするようです。「仕事をやめたら、ゴルフはやめて、身体を動かさない新しい趣味を見つけるよ」とAさん。筆者は若い頃から「乗らなくても寄せてパット」のゴルフを続けてきたので、「飛ばなくなったらフロントティーでプレーすればいいだけ」と割り切っています。その一方で若い頃から飛ばしの醍醐味を楽しんできた方々は、プレースタイルを変えてまでゴルフを続けるかどうか、悩ましいところ。加齢とともに落ちていく飛距離をいかにキープしていくか。60歳以上の多くのゴルファーにとって、大きな課題といえます。
時田 弘光
~No Golf No Life~
以前は真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。全盛期は7000㍎級のコースでクラチャンになったこともありますが、今はドライバーで200㍎の壁と戦っています。
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