元日に発生した能登半島地震。ゴルフ界でも支援の輪が広がっています。
千葉県大多喜町のマグレガーカントリークラブで、「能登半島地震復興支援プロアマチャリティゴルフ会」(千葉県プロゴルフ会主催)が2月12日に開催されました。石川県小松市出身でツアー6勝の川岸良兼プロが発起人となり、趣旨に賛同するプロやアマチュア計85人が集い、被災地復興を願いながらプレーしました。
マグレガーCCはコロナ禍に“お一人様スループレー”を導入し、感染症対策でレストランを閉鎖。ゴルフが感染症に強いスポーツであることをPRし、さまざまな取り組みを行ってきました。2011年の東日本大震災でも、プロと賛同するアマチュアを集めてチャリティーコンペを開催。「ゴルフの力」で被災地支援を行ってきました。

同会の企画運営を担当したマグレガーCCの松下健氏(日大ゴルフ部出身)は「川岸プロがプライベートで今野康晴プロ、丸山茂樹プロとラウンドした際に、ゴルフの力で何かできないかとチャリティを発案。最初は10組の予定が17組となり、皆さんから多くの支援をいただくことができました」と参加者に感謝しています。
当日のプレーは、各組4人のアマチュアにプロが1人同伴して、スクランブルゴルフを行った。参加プロは男子が、川岸良兼、今野康晴、芹澤大介、今野大喜、勝俣陵、鈴木亨、関雅史の各プロ。女子が村口史子、白戸由香、西川みさと、新井麻衣、小竹莉乃、河野杏奈、川岸史果、佐藤千紘、伊藤栞奈、阿部未来の各プロが参加しました。豪華な顔ぶれですね。
チャリティオークションも行われ、丸山茂樹、堀川未来夢、星野陸也プロらの提供品などで約40万円の売り上げがありました。チャリティネームタグの販売や、川岸親子(母親の麻子プロ含む)のトークショーも行われ、会は大いに盛り上がったそうです。
川岸プロが金沢名物のアルバカレー(能登米を使用)を提供。会が約15万円の石川産食材を購入し、ラウンド中には、石川産の能登ジェラードなどのおやつも提供されました。
川岸プロは「石川県の人たちは頑固です。多少つらくても我慢してしまうので、みなさんのこういう暖かい気持ちが伝わればと思っています。石川県内では多くの方が苦しい状況に置かれています。参加者の皆さんにチャリティしていただき、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。
チャリティで集まった1,334,600円の浄財は石川県の「能登半島地震復興支援義援金」に送付されました。
2度の賞金女王となった鈴木愛は1000万円を寄付。徳島県出身だが、「ゴルフというスポーツを通じて、みなさまが少しでも笑顔を取り戻せるよう、精一杯プレーしたい」とコメント。2年連続賞金女王の山下美夢有も500万円の寄付をしました。
そのほか、多くのプロが個人的に寄付を行っています。ゴルフ場運営大手のアコーディア・ゴルフも、日本赤十字社を通じて200万円の寄付を行い、各ゴルフ場に支援を呼びかけ募金箱を設置しています。
支援の形はいろいろありますが、ボランティアとして現地に入るのは、自身の生活とのバランスや経験値の違いなどからハードルが高いものです。趣味のゴルフをしながら支援できるのであれば、まずはゴルフ場の募金箱を通じて、支援の手を差し伸べてはいかがでしょうか。
時田 弘光
~No Golf No Life~
以前は真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。
現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。全盛期は7000㍎級のコースでクラチャンになったこともありますが、今はドライバーで200㍎の壁と戦っています。










