喫煙と飲酒を続けると飛ばなくなる!? – 雑草リモートゴルファーの徒然日記㉓

最近、ゴルフ場でタバコの煙害を受けることが少なくなりました。それもそのはず、2020年4月から改正健康増進法が全面施行されて以来、受動喫煙を防ぐ対策がゴルフ場でもしっかりと講じられています。クラブハウスはもちろん、コース内全面禁煙のコースが増え、決められた喫煙エリア以外ではタバコが吸えなくなってきました。

この法律により、受動喫煙を防止する取り組みがそれまでの「マナー」から「ルール」に変わり、屋内では指定された場所以外での喫煙が禁止となりました。

喫煙者の年配者が多い会員制のコースでは、いまだにティーインググラウンドや乗用カートに灰皿があり、喫煙が可能です。一方、多くの外資系コースでは、全面禁煙が進んでおり、タバコの煙が嫌いなゴルファーにとっては、安心してプレーできます。

筆者は30歳までかなりのヘビースモーカーで体を壊すまで喫煙を続けていました。ところが喫煙を止めてからというもの、スモーカーの煙が臭く感じるようになり嫌煙家になりました。オープンエアで大自然のさわやかな空気を楽しむのもゴルフの醍醐味です。くれぐれも喫煙可能なコースでも、喫煙者は同伴者の風上に立ってプカプカやらないよう、気をつけてほしいものです。

喫煙を続けると体内が酸化して生活習慣病の原因になる(日本調剤HPより)

ここで副流煙について、少し触れましょう。実際にタバコを吸っている本人よりも、副流煙には何倍もの有害物質を含んでいます。心臓に負担をかけるニコチンや一酸化炭素、そして発がん性物質を含むタール。喫煙を続けることで体内が酸化して、肺だけでなく、心筋梗塞や脳卒中、生活習慣病の原因になります。なるべく若いうちにやめるべきと思います。

前置きが長くなりましたが、筆者がよくラウンドご一緒するお医者さまは「いつまでも飛距離を維持したいなら喫煙と飲酒を止めなさい」と強調します。

30年以上も競技ゴルフを続けている10歳上の先輩アスリートさん(66歳)は、「最近、ドライバーの飛距離が20ヤードは落ちた」と嘆きます。この方は喫煙も飲酒も続けており、よく同年代の友人から「グランドシニア(70歳以上)で活躍しているトップアマのほとんどが喫煙も飲酒もしない。すぐにでも止めないともう競技を続けられなくなるぞ」と脅かされているそうです。

実は脅しでもなんでもありません。友人のお医者さまの話では、「喫煙を続けることで肺活量が減り、体内の酸化が進むので柔軟性がなくなる。飲酒も適量なら問題ありませんが、毎晩、深酒するような方は、睡眠で疲れが取れず、トレーニングしようという気力もなくなります」とのこと。やはり柔軟性と体力を維持するには、体に悪い習慣を断ち切る必要があります。

筆者が以前、所属していたクラブの大先輩は70を超えても、ドライバーの飛距離で230ヤードを維持しています。この方は喫煙も飲酒もしないアスリートさんで、日本アマに出場していた40代のころから、毎日、ジョギングとストレッチを欠かさないそうです。もともと学生時代に野球をしていて全盛期は250ヤードを飛ばしていたそうですが、老いてもなお、「振り切る」ことをテーマに、バット素振りをしているとのこと。頭が下がります。

いつまでも飛距離を維持するなら喫煙と飲酒は早いうちにやめるべき

ゴルフライフは人それぞれ。「そもそもゴルフはレジャー。飛距離の維持と引き替えに楽しみの飲酒と喫煙はやめられないよ」という方も少なくありません。仮に飛距離が落ちても、その飛距離なりの楽しみ方があるのもゴルフ。こんな考え方に対して前出のお医者さん曰く。「飲酒と喫煙は断ち切ることが難しい依存症です。一方で『ゴルフをしないと生きていけない』という方もある意味、依存症。同じ依存症なら、どちらを取りますか?」。おっしゃる通り。筆者もまずは毎晩の酒量を減らして、健康的なゴルフライフを選択します。

(時田 弘光)

雑草リモートゴルファーの徒然日記 〜No Golf No Life〜
数年前まで真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。
現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。

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