2015年問題とメガソーラー

少子高齢化による影響を顕著に受けるものの一つがゴルフ業界なのかも知れない。

メンバーコースの平均年齢は50代後半~60代という場所も少なくなく、積極的な消費者と言える”団塊の世代”が、65歳以上の年齢に達する事から、ゴルフ業界における2015年問題は以前から危惧されていた。

特にゴルフ場施設では、1992年バブル期の利用者1480万人をピークとして、現在は既に半減化しているとされるが、2015年までの直近5年間のみでも17%減るという試算がある上、更に5年後、10年後には現在の半分になると予測する専門家もいるらしい。

実は、ゴルフ場自体はバブル期より増えており、現時点でも需要と供給のバランスが取れているとは言えず、プレー費のデフレ化は未だ継続していると言われてもいる。

また、現在2400箇所を超えるとされるコースは、短期的に見ても20%程は淘汰されるとする見方もあるが、実際、専門家ではなくても、ゴルフ場に居る顧客層を思い浮かべ、5年単位に将来を想像すると、ゴルフ人口の減少が到来する事と、淘汰現象の概ねの規模感すら想像できてしまうのではないだろうか。

そんな中、このところ、ゴルフ場がメガソーラー施設(=大規模太陽光発電所)になったというニュースを多く目にする様に思う。

再生可能エネルギーの固定価格買取制度により、大手企業も含めた参入ブームが生まれ、用地探しの需要が増える中、広大な土地を保有するゴルフ場がターゲットの一つとなっているようだ。

これにより、閉鎖中のゴルフ場の中には、ゴルフ場としての売却や再建を諦めるケースも増えているらしい。放置されたり、産業廃棄物の処理場になるよりはマシとも言えるが、何とも寂しい限りだ。

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