ゴルフクラブの見た目に対してゴルファーが持っている“先入観”を気にせず設計するとゴルフクラブというものがどのような形状になるのか?ちょっと考えてみてほしい。
見た目の美しい鍛造アイアンにこだわる、知見・経験の豊富なゴルファーには通用しないかもしれないが、経験のないゴルファーはそういった先入観を持っていないが故に、見た目や形状よりも機能重視でクラブを選ぶものだと考えている。
今回のPXG「0211 Z」シリーズは、ヘッドスピードが遅いゴルファーや、スキルで劣るゴルファーに最もよくマッチする。
クラブにロフト角が刻印されておらず、これはシンプルさと直感力を損なわないようにしようというアイデアからだ。
スキルがやや劣るゴルファーのニーズに対応しているからといって、テクノロジーを犠牲にしているわけではない。メタルウッドにはPXGの主要モデル「GEN4」シリーズを継承したものが多く含まれている。
PXG「0211 Z」ドライバーは、打ちやすさを追求しようというアイデアの元、ロフト角が設定されており、MOI(慣性モーメント)はスタンダードの「0211」よりも9%アップ、コース上での寛容性が増すようになっている。初級者向けクラブにも関わらず、これは想定外の開発努力と言えるだろう。
フェアウェイウッド&ハイブリッドは、フェースがやや高くなっていることでフェース上部へのミスヒットも軽減してくれる。
ハイブリッドアイアンは、大型ヘッドで分厚いが、これはメチャクチャ易しく打てるという設計にした代償。実際に打ってみると、むしろダフること自体が不可能で、これは「ミスが起きるのか?」とも思わせる。
この大型ヘッドに関して思うことがあるだろうが、何よりも大切なことは、このデザインの分厚さは、初心者や初級者、ヘッドスピードが遅いゴルファーにとっては非常にメリットがあるということだ。
誰にでも合うクラブはないが、もしあなたがこの対象ゴルファーなら、このクラブを1つの選択肢として入れると良いかも知れない。
まずは、ゴルフを楽しむこと。それができるクラブが、今回の新しいPXGのラインナップと言えるだろう。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)











