“メンタルハザード”とうまく付き合う – 雑草リモートゴルファーの徒然日記Round50

ゴルフはメンタルなスポーツ。気象条件やコースコンディションだけでなく、プレーやスコアに微妙に影響するのが同伴者の立ち居振る舞い。「同伴者に影響されるのは修行が足りない」などと言われればそれまでですが…今回はそんなメンタルハザードな同伴者についてお話します。

先日、久しぶりにクラブ競技に出てみました。和気あいあいの競技だったので、スコアを追求するというよりは、同伴者と楽しく一日を過ごすことが大事。年度末に近づき仕事が忙しく、2週間ぶりのラウンドで、筆者もゆるいラウンドを楽しもうと臨みました。

この日の同伴者は黙々とプレーする40代、明るく楽しく豪快にプレーする70代、そして飛ばし屋さんでシングルを目指すイケイケの50代。筆者は良くてスコア80前後の元競技ゴルファーですが、人間が小さいので、どうもイケイケさんの言動が気になってしまう一日でした。

ゴルフはメンタルなスポーツ。同伴者の言動が気にならないといえば嘘になります

この日の筆者はショットが乱れ、ボギーが精一杯の前半戦。当然、打順は2番目以降になります。イケイケさんはこの日、絶好調で、豪快なティーショットの後、「うわーアゲンストだ」「左から吹いている」「左が怖いからカットしちゃったよ」などと、2番目以降の同伴者がアドレスに入っても、自分のショットについて解説を続けます。まあ、それもイケイケさんの解説を受け止めるほかの同伴者がいて、「ふーん、そうだね。オレもいやだな」などと会話している。次に打つ人のことは全く眼中にない。

次の同伴者がアドレスした後に余計なコメントをされると、「アゲンスト?」と無意識に力が入ったり、「そうか~左は嫌だな」と押し出してしまったり…メンタルの弱い筆者はさすがに3~4ホールすると、イケイケさんの“解説”に影響されるようになりました。

実に楽しくやっていて本人にまったく悪気はないのですが、どうも気になります。要はイケイケさんよりも良いスコアで上がって、次のホールでさっさとティーショットできる位置を確保できれば良いのですが、ショットが言うことを聞かず、パターも入らないので、なおさらストレスが溜まります。まぁ、気にする自分が悪いのです。

同伴者の言動に影響されないタフなメンタルが競技には必要

これが真剣に1打を競う“クラブ外”競技では、こういう同伴競技者はあまりいません。高いエントリーフィーを払って競技に臨んでいるので、黙々とプレーされる方がほとんどです。皆さん、1打1打に集中し、喜怒哀楽を大げさに表現する方はいませんでした。予選通過のために、その組全体でいい雰囲気を作ろうという暗黙の了解があり、調子の悪い人はミスショットをしても黙々とプレーするものです。できれば集中してプレーしたい筆者の場合、クラブ競技よりもクラブ外競技の平均スコアが良いのは、そういう理由です。

とはいえ、クラブ競技はスコアだけでなく和気あいあいと楽しむもの。ラウンドレベルも様々なので、「打ったら黙れよ。余計なこと言うのはマナー違反だ」などとクレームをつけるのは大人気ない。「あの人は神経質。一緒に回りたくない」と噂が広がり、これまたクラブライフに大きな影響があります。

どこ吹く風でやんわり聞き流すのが手筋でしょう。

自分のショットにいちいち解説をするのは、基本的に自分本位で無邪気な方。せっかくのラウンドで同伴者の愚痴や自慢に付き合う余裕はないのですが、自分のメンタルを鍛えるいい機会と捉えるべきとあきらめました。エンジョイゴルフを楽しみながらスコアを追求するのは難しい。まだまだ修行が足りません。

時田 弘光

~No Golf No Life~
数年前まで真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。飛距離に難のある56歳。

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