最終日に耐えた渋野、完全復活を期待させる全米2位 – 雑草リモートゴルファーの徒然日記Round142

日本勢が大挙して参戦した全米女子オープン(米・ペンシルベニア州=ランカスターCC、6583㍎、パー70)最終日は、首位と3打差でスタートした笹生優花が68で回り、計4アンダーで2度目の全米制覇。複数メジャーを制した初の日本人となりました。そして崩れながらも終盤に我慢した渋野日向子が「自分でもびっくり」の2位。古江彩佳が6位、小祝さくら、竹田麗央がそろって9位タイと、ベスト10に日本人が5人。“やまとなでしこ”の強さを世界に示した4日間でした。

3日目を終わって5アンダーで並んでいたミンジー・リー(豪州)、アンドレア・リー(米)、ウイチャネ・メーチャイ(タイ)はいずれも前半で優勝争いから脱落。バックナインは、ボギー先行ながら、アンダーパーをキープする渋野に注目が集まりました。

3日目に66で回り、一気に優勝戦線に躍り出た渋野でしたが、最終日の前半は1バーディー、3ボギーとスコアを落とす展開。9番では約7㍍のパーパットを沈めて我慢すると、後半に入り10番でボギー。土俵際に追い込まれながらも、難関の12番パー3(163㍎)で見せ場が訪れました。

ティーショットは、ピンまで下り約8㍍の大きく右に回るライン。前半から1~2㍍の惜しいパットを外してきただけに、パーセーブで十分と見ていると、なんとボールはカップに吸い込まれました。現地中継も「Smiling Cinderella! She is all smiles right now!」と、渋野の満面の笑みを伝えていました。

どこまでもファンをハラハラさせるのが渋野の魅力でしょう。14番でもティーショットを左に曲げてバンカー。2打目も左ラフに外して、そこからグリーンまでの約50㍎をうまくピン下5㍍につけると、しっかりとパーセーブしました。

「ショットが悪くなって残念だったけど、なんとか耐えたかな」と渋野。19年全英女子オープン以来のメジャー2勝は逃しましたが、来季のシードも確定し、完全復活に向けて、歩みを進めてほしいと思います。

時田 弘光

~No Golf No Life~
以前は真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。
現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。全盛期は7000㍎級のコースでクラチャンになったこともありますが、今はドライバーで200㍎の壁と戦っています。

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