COLUMBIA EDGEWATER (6497, par72), Portland, Ore.――岩井ツインズの姉・岩井明愛が攻撃的なゴルフで6バーディー・ノーボギーの66をマークし、通算24アンダーで米ツアー初優勝を飾った。妹・千紗に続く優勝で、双子による優勝は米女子ツアー初の快挙となった。
2位に2打差で最終日をスタートした明愛は5番、6番で連続バーディーを奪うと、バック9は上がり2ホールの連続を含む4バーディーで2位に4打差をつける圧勝だった。18番をホールアウトすると、最終日、64の猛チャージで3位に入った千怜らからシャンパンを浴び、歓喜の瞬間を迎えた。明愛はインタビューに「すごく途中、きつかったですが、今日は自分に勝てたのが本当にうれしい」と涙ながらに喜んだ。
一方の千怜は序盤のボギーにも動じず、5番のイーグルを皮切りに怒涛のチャージ。7番でもイーグル、さらに9番からは4連続バーディーと、攻めのゴルフで一気に19アンダーまで伸ばし、優勝争いを盛り上げた。
日本勢の今季米ツアー制覇は、AIG全英女子オープンを制した山下美夢有に続き5人目。姉妹Vの例は過去にもあったが、双子での米ツアー優勝は史上初。アニカ・ソレンスタム、ジュタヌガーン姉妹、コルダ姉妹に名を連ね、岩井ツインズは新たなページを開いた。ともに2021年にJLPGAのプロテストを通過し、国内でも既に複数回の優勝を経験。今や舞台を世界に広げ、日本ゴルフ界に新しい夢を見せてくれている。
歴史ある大会の頂点に立った明愛、そして全力で追い上げた千怜。二人の歩みは、単なる“姉妹ゴルファー”の物語を超え、スポーツの持つ希望と可能性を映し出している。今後、彼女たちがどのように米ツアーで存在感を増していくのか。岩井姉妹の挑戦はまだ始まったばかりだ。
(堂場 新一)











