菅楓華が世代交代を引っ張るか – 雑草リモートゴルファーの徒然日記Round 169

国内女子プロゴルフツアー2戦目のVポイント×SMBCレディス最終日(千葉県・紫CCすみれC)が23日、行われ、プロ2年目の菅楓華(19)が開幕戦に続いての2位をマーク。優勝した吉田優利とは9打差をつけられたものの、終盤にチップインバーディーを決めるなどギャラリーを沸かせました。新陳代謝の早い国内女子ツアー。昨年のメルセデスランク上位の選手たちが海を渡ったJLPGAで、今季の主役になりそうな勢いです。

開幕戦に続く最終日最終組は、首位の吉田との8打差を追う展開。連続バーディー発進の吉田に対し、菅はいきなりのボギースタートで出鼻をくじかれ、スコアを伸ばすことができませんでした。「もったいないボギーが多くて、悔しいラウンドになりました」と振り返った管。15番でグリーン奥から下りのアプローチをチップイン。しかしこのバーディーの後、16、17番で連続ボギーとし、岩井千怜に逆転負けを喫した開幕戦に続き、終盤の戦い方に課題を残しました。

宮崎市出身の菅は、今季ツアーにQTランク20位の資格で出場。昨年のルーキーイヤーは22試合に出場し4試合でトップ10入りしましたが、シード権には届きませんでした。昨年は体力的な問題で終盤に崩れた苦い経験から、オフに4日間戦える体力作りを行ったといいます。

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今季2試合(7ラウンド)のスタッツを見ると、パーオン率が67.46%で6位。パーオンホールでの平均パット数が1.729で2位となっています。アイアンのキレが素晴らしく、パッティングはアドレスからストロークまでの流れがスムーズで、ボールの転がりがいい。ドライバーも、スムーズなスイングでボールを運ぶ印象で、平均飛距離は242.29㍎(28位)。昨年のスタッツでも、パーオン率は72.49%で14位に入っており、ショットメーカーぶりが際立っていました。初優勝に一番近い選手といえます。

今大会で話題を集めたのが、菅と同級生でジュニア時代からライバルの中村心。2023年に日本ジュニアに優勝し、同年の日本女子オープンローアマに輝きました。しかしプロテストには失敗し、昨年11月、2度目の挑戦で合格。この試合がプロデビュー戦となり、初日の71で存在感を示しました。今季ツアーを盛り上げる若手として、昨年の終盤に度々、優勝争いに顔を出した2年目の政田夢乃(24)もいます。

竹田麗央、山下美夢有、岩井姉妹らが米女子ツアーに参戦し、ぽっかりと大きな穴が空いた印象の日本女子ツアー。シーズン序盤から菅らフレッシュな若手が優勝争いをすることで世代交代が進み、ツアーはさらに活性化することでしょう。

時田 弘光

~No Golf No Life~
以前は真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。全盛期は7000㍎級のコースでクラチャンになったこともありますが、今はドライバーで200㍎の壁と戦っています。

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