飛距離の階段を考えよう − 雑草リモートゴルファーの徒然日記Round93

今年の冬は寒い!こうも寒いと、身体の動きもイマイチで飛距離も飛ばない気がします。ところでそれは「気がする」だけでしょうか。加齢とともに実際に飛ばなくなっている事実に直面している筆者(ヘッドスピード38~40m/s)であります。

5~6年前までは47インチに近い長尺ドライバーを振り回していて、平らな400ヤード・パー4の2打目が170ヤード前後、つまりランも入れて230ヤード前後というのが自分の飛距離でした。ところが長尺規制となり、ルール適合の45インチのドライバーを使用するようになってからは、400ヤード前後のパー4だと、余裕で200ヤード近く残るようになってきました。

飛ばない人ほど距離の階段をよく考えよう。グリーンを狙うクラブ選択がよりシンプルに

最近、「飛ばなくなったな」と感じるのは、アイアンの飛距離が微妙に落ちてきたこと。同じクラブの60歳代後半の先輩方からは「まだ60手前だろ!早すぎるよ」とイジられる始末。

しかし悪いことばかりではありません。飛ばなくなると、飛距離の階段が狭くなってきます。つまり、ドライバー(11度、215ヤード)→3W(16度、200)→5W(18度、195)→3UT(19度、190)→4UT(23度、175)→5UT(26度、160)→7I(30度、150)→8I(35度、140)→9I(40度、130)→PW(45度、120)→ウエッジ1(48度、95)→ウエッジ2(52度、80)→ウエッジ3(56度、65ヤード)。より正確にグリーンを攻めることができます。

若い頃は番手間の距離は15ヤード前後あったはず(思い違いか?)ですが、いまは10ヤード前後。一方、飛ばし屋さんになればなるほど、番手間の距離が大きくなり、打ち方で調整する必要が出てきます。カットしたり、ハーフショットしたりなど。羨ましい限りで、練習にも精が出ますね。飛ばなくなると、そんな必要はありません。何しろ番手間が10歩ですから。これぐらいなら、ハーフショットもカットも必要なしです。そのまま打てばいい。選んだクラブでシンプルに打つべし!

筆者のようにヘッドスピードが40m/sを下回ると、アイアンで高いボールを打ってグリーンに止められるのが、9番くらいまでになります。今はアイアンのロフトが立ってきているので、28~30度ロフトの7番アイアンでは、ボールを上げるのが難しい。思い切ってアイアンは8番までで、30度前後のユーティリティーを入れたほうが実践的です。

さて、筆者の飛距離の階段を見ると、5Wと3UTの飛距離差が5ヤードなので友人には「どっちか外せば」とよく言われます。確かにその通りで、5Wだとシャフトが長い分、3UTより曲がるので、2打目の花道が狭く両サイドOBの場合は、200ヤードあっても3UTを選択します。厳密にデータをとってはいませんが、もう5Wは必要ないかもしれません。小生のイップスを知っている悪友は、「5Wを外して、パターを2本入れたら」と言います。

アイアンで高いボールが打てない番手は思い切って外すのも実践的

実はそれもありかと最近、考えています。ロングパット用に安定のマレット、微妙に曲がるショートパットにL字という戦略。バンカーが苦手な方なら、バンカーから出しやすいグースが強いウエッジを入れる、というのもありです。

しかしながら筆者が考えているのがドライバー2本セッティングです。

すでに本格的な競技には出ないので、最近、46.75インチのドライバーを作りました。ヘッドについているオモリを外し、40㌘台で硬めのシャフトで組みました。するとどうでしょう。叩くのではなくスイングで振り切ることを意識する分、スイングも安定して、飛距離計測器でヘッドスピード44m/s、最大飛距離245ヤードを記録しました。もう1本は44.5インチの小ぶりなヘッド(425cc)。これはもう7年ほど前のヤマハ製ですが、コントロールしたドローが打ちやすい。飛距離は210ヤード前後ですが、スイングを変えることなく球筋を変えられるなら、スイングに悩むことはありません。

冬のプライベートラウンドでは飛距離計を持参して、ドライバーからアイアンまで計測しながら回り、自分の距離の階段をチェックしてみてはいかがでしょうか。結局、ゴルフは距離合わせのゲームなので、飛距離が落ちることは悪いことばかりではありません。前向きにクラブセッティングを見直せば、スコアアップにもつながるかもしれません。

時田 弘光

~No Golf No Life~
数年前まで真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。
現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。
そろそろドライバーで200㍎の壁が見えてきた57歳。

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