まずは易しいコースで良いスコアを出そう – 雑草リモートゴルファーの徒然日記Round 77

20年春に始まったコロナもそろそろ明けそうです。関東のゴルフ場は週末に限らず、平日も多くのゴルファーでにぎわっています。20代から30代の若い世代が感染症に強いオープンエアのスポーツであるゴルフを始めて、パブリックコースではシャツ出し、キャップ後ろかぶりのカジュアルな初心者が多く見受けられます。

ゴルフにはいろいろな楽しみ方がありますが、伸び代のある若い方々は、ラウンドを重ねる度に「いつかは100を切りたい」「ライバルより良いスコアで回りたい」などと、向上心がメラメラと燃え上がるはずです。「ゴルフはスコアじゃない」と言い切るのは、ある意味、あきらめの境地に達した経験者。初心者の時代には、だれもが「どうせやるなら上手になりたい」と思っていたはずです。向上心を失うと、自然にゴルフから離れることになります。

初心者は難易度の高いトーナメントコースよりもフラットなコースで自信をつけよう

そこで本日のテーマは、「どうせやるなら上手くなりたい」と思うゴルフ初心者へのアドバイスです。

筆者は埼玉県の河川敷でゴルフを始めました。コースデビューのきっかけは、仕事で知り合ったローハンデのゴルファーで、この方から、美しいスイングで有名な湯原信光プロのビデオを渡され、湯原プロのスイングをイメージしながら毎週3回、練習場でひたすらピッチングと7番アイアンでハーフショットの練習。パターは2㍍のパッティングマットを購入して、毎晩、自宅でボールを転がしました。そして約半年後、荒川河川敷の9ホールのコース(約2700ヤード)でデビュー。ノータッチ、完全ホールアウトで47回でした。初ラウンドはハーフセットのラウンドで、一番長いクラブが5番アイアン。短いコースだったので、ダフリやトップのミスをしてもリカバリーできたので、スコアがまとまったことを覚えています。

今はYouTubeやインスグラムでプロのスイング動画が見放題。まずはトーナメント中継でプロのスイングや、アドレスに入るまでの手順を見てイメージを作りましょう。そして練習場でボールを打つのですが、ドライバーなどの長いクラブばかりを練習せず、最初はウエッジからピッチングを中心にスイング作りをするのがベター。筆者は良い指導者に恵まれたため、本格的に練習を始めて約7か月後には、河川敷コースで79が出ました。

この時の内容はあまり覚えていませんが、河川敷はフラットで短く、バンカーなども少ないため、ミスをしてもある程度のリカバリーが効いたと思います。アップダウンのある丘陵コースでは、あらゆるライからショットするため、それなりのミスが出ます。バンカーや池なども絡み、ある程度目標に打てるショット力がないと、スコアになりません。難易度の高い林間コースも同じで、初心者がコースデビューするにはあまりにもタフです。

練習場シングルという言葉があります。練習場にはマットがあり、目標に対して真っ直ぐ構えやすく、足場がしっかりしているため思い切りスイングしても、軸はぶれません。同じタイミングで続けてボールを打つと、素晴らしいショットが続き、上手くなった気分になります。一方、芝の上でボールを打つコースは、ティーグランド上でさえ微妙な傾斜があり、足場に傾斜があり、地面がゆるい場合があります。また林間コースではボールを打ち出す方向に、林の枝が張りだし、池が目に入るなど、視界のプレッシャーがあり、毎回、同じようなショットはできません。

練習場でいいボールを打ててもコースでの好スコアには直結しない

練習場である程度、ボールが打てるようになっても、コースで同じボールが打てる保証はありません。

そこでコースデビューするなら、距離の短いフラットな河川敷がおすすめです。本格的なメンバーコースでも、白ティーの先にあるシニアティーや、レディースティーでプレーするのもありです。ゴルフで一番のハザードは飛距離。無理をせずに、100切りするまではレディースティーでプレーするのは合理的です。ゴルフ上達の最大の障害はつまらない見栄。300ヤードを切るパー4や、400ヤード前後のパー5でプレーすることで、スコアの作り方を身につけることができます。

筆者が指導を受けた偉大な上級者たちも70代後半を過ぎ、いまやシニアティーとレディースティーのちゃんぽんでプレーします。そうすることで以前、7000ヤード前後のティーから70台前半でプレーしていた時と同じようなスコアでラウンドできる。飛距離が出なくなってもショートゲームの技術でエージシュートできる。こんなに素晴らしい生涯スポーツはゴルフ以外にありませんね。

時田 弘光

~No Golf No Life~
数年前まで真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。そろそろドライバーで200㍎の壁が見えてきた57歳。

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