2019キャロウェイBIG BERTHAアイアン/ユーティリティー ~「やさしさ」という名の伝統~

今回キャロウェイは、「すべてにおいて前モデルを上回る」と自信満々だが、実際はどうだろうか?

25年くらい前だろうか。キャロウェイ(1982年創業)というメーカーがまだ日本ではほとんど知られていない頃、アメリカ留学から帰国した知人が持ち帰ったクラブがキャロウェイの初代ビッグバーサだった。

私はすぐにそれを借りて打ち、衝撃を受けたのを今でも覚えている。楽に球が上がり、飛距離も出て、当時の日本製のどのモデルよりも簡単に打てるクラブだったからだ。

その後ダンロップからも「ビッグバーサ」が発売され、多くのトッププロが使用し活躍したことで、爆発的なヒットとなったことは有名な話だ。この他にも、「ビッグバーサ」を冠したクラブはたくさん存在する。

「ビッグバーサ」とは、第一次世界大戦でドイツ軍が開発した長距離砲の名前だ。遠くの標的を正確に「打ち抜く」ことができるクラブということで、この名前が付けられたという。

キャロウェイのビッグバーサシリーズの中でも、1991年発売のビッグバーサメタルはキャロウェイを人気ブランドへと押し上げた立役者だ。アイアンの技術がドライバーに応用され、アマチュアでも簡単に遠くに真っ直ぐ飛ばすことができると大好評だった。

その後、初代ビッグバーサアイアンが発売。大きいヘッドや特徴的なグースネックとソールデザイン、そして今ではすっかり見かけなくなったスルーボアなど、日本メーカーにはない独創的なアイアンに度肝を抜かれたゴルファーも少なくなかったはずだ。

その後もビッグバーサは数多くの名器を生んだ。そして、そのすべてが「やさしい」クラブだった。

今回キャロウェイは、「すべてにおいて前モデルを上回る」と自信満々だが、実際はどうだろうか?
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)

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