チェリーヒルズGC(兵庫県)6616㍎、パー72――日本女子オープンといえば、難易度の高いコースセッティングでロースコアの争いが通常だが、今年は公式戦では珍しいバーディー合戦となった。雨模様となった最終日、堀琴音が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算19アンダーでツアー3勝目を公式戦初優勝で飾った。
最終組はアマチュアで15歳の廣吉優梨菜(福岡第一高)とのツーサム。堀は2016年の日本女子オープン最終日、アマチュアだった畑岡奈紗と最終組で回り、惜しくも1打差の2位に泣いた。そして苦節9年、ようやく念願の“忘れ物”を回収した。
堀選手は徳島市生まれの29歳。2014年にプロ入りし、2016年には賞金ランク11位に入ったが、2018年にショットの不調から17試合連続予選落ちを喫し、賞金シードから転落した。しかし2019年に森守洋コーチの門下に入り、持ち球をフェードにするなどプレースタイルを変えることで2021年7月のニッポンハムレディスでツアー初優勝を飾った。
「9年前は勢いだけで一喜一憂のプレーだった。きょうは落ち着いていた」と優勝後に語った堀琴音。4日間でボギーは3つだけという安定したショット、パッティングでビッグタイトルを手にした。
(堂場 新一)











