【ツアーレビュー】JLPGA~サロンパスカップ(2025/5/11) 申ジエ、永久シードに王手

TSUKUBAMIRAI, JAPAN - MAY 11: Jiyai Shin of South Korea poses with the trophy after winning the tournament following the final round of World Ladies Championship Salonpas Cup at Ibaraki Golf Club East Course on May 11, 2025 in Tsukubamirai, Ibaraki, Japan. (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)

国内女子プロゴルフツアーの今季メジャー初戦(茨城県つくばみらい市・茨城ゴルフ倶楽部東コース=6675㍎、パー72)。5月11日に行われた最終日は、息の長いベテラン2人のマッチプレーとなり、37歳の申ジエ(韓国)がプレーオフ1ホール目で39歳の藤田さいきをバーディーで振り切って、ツアー29勝目を挙げた。公式競技では5勝目で、永久シードまであと1勝に迫った。

首位の藤田に2打差の8アンダーでスタートしたが、この日はバーディーパットが決まらず、1ボギーの73とし4日間計7アンダーでホールアウト。体調不良の藤田は3つスコアを落とし、同じ7アンダーでプレーオフとなった。プレイングヤーデージが475㍎のパー5を使用してのプレーオフは、2人ともレイアップして3打目勝負。藤田がグリーンオーバーし、申がピン手前30㌢につけるショットで勝負を決めた。

★世界66勝。「いかに山を下りきるか」

申の通算勝利数は、韓国、欧州、米ツアーを含めると66勝。米ツアーメンバーとして優勝した2勝を含めるとすでに国内31勝となる。優勝後の記者会見で申は「残り何年プレーできるか。最後まで努力して、ゴルフ人生という山を下りきることが大事」と話している。今回の優勝でメルセデスランキングは586.58㌽で首位となった。

★咳き込みながらプレーを続けた藤田

開幕前に39度の発熱があったという藤田は3日間、首位を守った。気力で戦った最終日は16番のフェアウエーでしゃがみ込んで咳き込むシーンもあった。プレー後の診断では「軽い熱中症」だった。4日間のスタッツを見ると、藤田の飛距離は前週までの平均飛距離では若干、落ちていた。パーオン率も落ちていたが、絶妙なパッティングでスコアを伸ばした。

(堂場 新一)

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