稲見萌寧が強い。日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯の最終日が9月12日、茨城県常陸大宮市の静ヒルズカントリークラブ(6,680ヤード、パー72)で行われ、稲見は8アンダー、ノーボギーの64で回り、大会記録の19アンダーでメジャー初優勝。2位に4打差をつける危なげないプレーで、シーズン8勝目を挙げました。
獲得賞金も2億円を超え、2015年にイボミが樹立した最高賞金額(2億3049万7,057円)の更新も視野に入ってきました。
稲見選手は東京五輪の女子競技で日本人初のメダル(銀)を獲得しました。この時もそうでしたが、ショットの精度が素晴らしい。それもそのはず、2019年にはJLPGAツアー記録となるパーオン率78.02%を記録しています。そこで稲見選手の強さの秘密を、稲見本人が出演するレッスン動画から探ってみました。
稲見選手のようなショットとパットの安定性があればゴルフは楽しい
稲見選手のレッスン動画は、いくつかありますが、GOLF Net TVの「目指せパーオン率80%オーバー!! ピンを狙うアイアンショット」が秀逸です。初心者にも分かりやすいレッスン動画で、アドレス、始動、切り返し、ダウンスイングをプロ自ら解説しています。
目からウロコだったのは「切り返し」で、稲見選手は「切り返しのきっかけは右足。右ひざの位置を変えないで、右側の腹筋を内側に絞るように動かすと、クラブが身体の近い位置に降りてくる」。字面だけでは理解が難しいと思いますが、ぜひ、動画を見て下さい。
稲見選手はショット前、バックスイングとダウンスイングのクラブの通り道を確認するルーティーンをしっかりとやっています。なぞるように軌道を確認したら、居合抜きのようにスパッとボールを打ち抜く。いつもピンに絡んでいくアイアンショットは見ていて気持ちの良いものです。
稲見選手はショット前、ダウンスイングのチェックを入念に行う
ルーティーンは短くて目的が明確なものほど有効です。いかに正確にターゲットにボールを運んでいくか、筆者も早速、次のラウンドで稲見選手のルーティーンを取り入れてみようと思います。
時田 弘光
〜No Golf No Life〜
数年前まで真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。










