日本女子ツアー平均ストロークNo.1の山下美夢有が、2025年米女子ツアー出場権をかけた最終予選会をトップ通過。岩井ツインズ、吉田優利、馬場咲希とともに来季の米女子ツアー出場権を獲得しました。滋賀県で行われたTOTOジャパンクラシックに勝ち、すでに出場権をゲットしているメルセデスランク首位の竹田麗央も含め、来季は日本を代表する史上最多の13人が米女子ツアーで大暴れします。

米アラバマ州モービル、マグノリアグローブGCのクロッシングコース(6664㍎、パー72)とフォールズコース(6643㍎、パー71)で開催された最終予選会(Qシリーズファイナル)。山下は初日から6バーディーの6アンダーでノーボギー発進。2日目(フォールズC)は3バーディー、3ボギーの71と伸び悩みましたが、3日目(同)は5バーディー、1ボギーの67とスコアを伸ばしました。そして4日目(クロッシング)は、スタートからの6連続バーディーを含む9バーディー、ノーボギー。終わってみれば、5ラウンドでわずか4ボギーという安定したプレーでトータル27アンダーをマークしました。
最終日は悪天候のため、翌日に順延。難しいコンディションでしたが、5日間通じて、ピンにつけるショット力と、安定したパッティングが光りました。このパフォーマンスなら、今年の古江彩佳のように、日本ツアーに続く平均ストローク首位を、米女子ツアーでも達成しそうな勢いです。
山下選手はUSLPGAのサイトで、ツアーカード獲得の喜びを次のように語っています。
I’m excited I can play on the LPGA Tour next year, and then I’m excited to play with all other members, too,” Yamashita said. “So, I’ll be preparing well and then play my best next year. (米女子ツアーの一員としてプレーできることを楽しみにしています。しっかり準備してベストを尽くします)
山下に1打リードで最終日をスタートした岩井千怜は、71と伸ばせず、計21アンダーで山下に6打差の2位。姉の明愛は70でまとめ、トータル16アンダーの5位タイでした。千怜は「2人で通れたのがうれしい。世界の人に岩井明愛、千怜を知ってほしい」と笑顔で話しました。
吉田は13アンダーの9位。4日目を終えて25位までの出場権に危うい位置にいた馬場は、なんとか粘って6アンダー24位で通過しました。
吉田は13アンダーの9位。4日目を終えて25位までの出場権に危うい位置にいた馬場は、なんとか粘って6アンダー24位で通過しました。
昨年から米女子ツアーに参戦しながら、不本意な成績(ポイントランク102位)で予選会に回った吉田優利。日本ツアーの最終予選会を7位で通過し、米女子ツアー最終予選会は9位で来季の出場権を獲得した。実力者ならではのパフォーマンスです。
吉田選手は「無事に来年もLPGAで戦うことができるのをうれしく思っています。日本でプレーする機会があれば、一生懸命いいプレーを皆さんに届けたいので応援してくれればうれしい」と語っています。
米女子ツアー最終予選会は、まさに日本女子の実力を見せつけたと言えます。残念ながら、日本女子オープン2勝の原英莉花選手は初日の76が響き、予選落ちとなりましたが、来年も日本ツアーを盛り上げて欲しい。
2024年メルセデスランキング上位の選手たちが、来年はごっそり、渡米する見込みとなりました。この10年、男子ツアーを遥かに凌ぐ隆盛を誇ってきたJLPGAですが、来年はツアーを引っ張る新たな軸が必要となりそうです。
時田 弘光
~No Golf No Life~
以前は真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。全盛期は7000㍎級のコースでクラチャンになったこともありますが、今はドライバーで200㍎の壁と戦っています。










