【閑話休題】初心者にこれだけは知っていてほしい~ゴルフの基本

これからゴルフを始めようと考えている、あるいは始めてみたけどマナーが分からなくて不愉快な思いをしたというみなさん。何をするにも最初が肝心です。ここではビギナーの方々がゴルフを心から楽しむための、最低限のマナーを紹介しましょう。

◇心得その一~時間を守る◇

ゴルフに限らずですが、まずは時間を守ることが必要最低条件。ゴルフ場では1日の組数が決まっています。「遅れそうになったら、スタート時間をずらしてもらえばいい」などと軽く考えてはいけません。1組の遅れがゴルフ場全体の進行に影響します。

ゴルフ場に着いたら、まずフロントでロッカーキー付ホルダーをもらい、ロッカーで着替えを済ませ、トイレで用を足し、練習場でボールを打ってウオーミングアップをし、練習グリーンでボールを転がして、スタートホールに向かいます。その間、同伴者が気心知れた仲間たちばかりとは限りません。初対面の方々なら挨拶を交わす….

スタート前にすべきことは少なくありません。スタートまでに40分から1時間の余裕がほしいものです。

渋滞などでゴルフ場への到着がスタート時間の20分前を切るようなら、ゴルフ場に必ず電話連絡しましょう。そして万が一、スタートホールへの到着がぎりぎりになった場合、必ず同伴者や幹事さんに心から謝罪しましょう。来るのか来ないのかやきもきさせた同伴者に、へらへらと「いや~間に合って良かった」などと他人事の態度では、二度とゴルフに誘ってもらえません。

ゴルフ場にはスタート時間の1時間前には到着したい

◇心得その二~同伴者を不愉快にさせない◇

ゴルフはメンタルなスポーツと言われます。同伴者がアドレス(ボールに正対して構える)したら、無用なおしゃべりや、素振りをするなど雑音を出してはいけません。

また、同伴者がスイングする際、視界に入る場所にいないようにしましょう。ティーイングエリアでは、同伴者のショットの行方を確認でき、同伴者の邪魔にならない位置に立ちましょう。結構、気になるものです。

特にグリーン上で同伴者が微妙なショートパットをする時、ラインを見ようとすぐ真後ろに立つことや、真正面に仁王立ちする行為はNGです。ましてやプレーヤーの周りをウロチョロする行為は万死に値します。

不用意なお声がけもよろしくありません。同伴者が素晴らしいスイングをしてジャストミートした快音を聞いても、ボールの行方も見ないで「ナイス・ショット」などと言ってはいけません。実際にボールがまっすぐ飛んでいる保証はありません。打った後の同伴者の反応を観察してから褒めましょう。

キャディー付プレーの場合、キャディーさんへのセクハラ行為は厳禁。ボディータッチは言語道断ですが、言葉でのセクハラにも注意しましょう。聞いている同伴者は間違いなく不愉快になります。何より、あなたの品格が疑われます。

ティーショットの時は同伴者の視界に入らない位置に立つ

◇心得その三~プレーファースト◇

これはゴルフ初心者には一番、ハードルが高い。何しろ、まともにボールに当たるか分からないレベルで、テキパキとプレーすることはまず不可能です。

そこで一考。初心者はプレー以外の行動で勝負するしかありません。

ゴルフは歩く時間が大部分。ティーショットを打ったら、できる限り速いペースで歩いて第二打地点に行き、だいたいの距離を予測してクラブを2、3本持って、同伴者の安全を確認したら打つ。

グリーンを狙える位置まで来たら、パターとウエッジを必ず持って迷わず打つ。今年1月から、1ショット40秒以内という促進ルールが設定されました。目標を定め、ボールに正対してからショットするまでの時間です。数回の素振りは仕方ないとして、何十回も素振りするのはダメです。

乗用カートのセルフプレーなら、使ったクラブをいちいちキャディーバッグに戻しに行かず、持ったまま乗り込む。初心者は入れたり出したりする回数が多くなるので、その度にカートに乗っている同伴者はイライラします。

一方でプレーの進行ばかりに気を取られ、同伴者の安全をおろそかにしてはいけません。
ショットする際、自分よりも前にいる同伴者には、「すみません、どこに行くか分からないので気をつけてください」と声をかけましょう。また、自分も同伴者より前に出ることがないよう気をつけましょう。打球事故は思わぬタイミングで起きるものです。

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