④季節的にラフが元気になり、水を含んだラフからは脱出が難しくなる~
雨に濡れたラフは曲者です。ボールが半分出ているぐらいのセミラフでも、8番アイアン以上のクラブでは、うまくボールにコンタクトできず、通常の3分の1の距離も出ません。ボールが半分以上沈んでいたら、9番アイアンでレイアップか、ロフト27度ぐらいのユーティリティーを使いましょう。雨の日対策として、6番アイアンを抜いて、ロフト30度近いユーティリティーを入れるのも手です。
⑤湿度が高くなり、ボールが飛ばなくなる~
当然ですがボールは飛ばなくなります。雨の日はキャリーを出していきたいので、通常9度のドライバーを使っている方は、ロフト10度のものを配備するなど、セッティングに工夫が必要です。フェアウエーウッドも要注意。距離を欲張らずに、ロフトのあるユーティリティーでキャリーを出していきましょう。
グリーンを狙うショットでも、フェース面とボールの間に水が入ると、ドロップするボールが出やすいので、あまり大きなクラブを選択すると、逆にグリーンオーバーする場合があります。グリーン回りのバンカーは水が溜まり、難しいライからのショットになりやすいので、なるべくバンカーを避けましょう。

雨の日プレーは徹底的にラフとバンカーを避ける
<雨の日ラウンドでスコアを作るのは経験値>
⑥グリーンが重くなる~
基本的にコース設計上、グリーンは受けている(手前が低く、奥が高い)ため、雨の日のピンは高いところに切ってあります。手前からのパットはしっかり打ち、上からのショートパットは慎重に打ちましょう。
雨の日のグリーンのスピードは、グリーンの状態によってホールごとに不均一なので、感性を働かせて大胆に攻めましょう。イップス気味でパターが打てない人は、雨の日ラウンドの重いグリーンでのプレーをきっかけに、イップスが治ったという話もあります。
⑦砂が水を含んで重くなるので、バンカーショットが難しい~
雨の日のバンカーはしまっています。ふかふかのバンカーではエクスプロージョンショットができますが、しまったバンカーではバウンスをうまく使えず、ウエッジの歯で直接、ボールをヒットしてホームランというケースがあります。
あごが高くないバンカーなら、ローバウンスのサンドウエッジを配備して、ボール手前のしまった砂を薄く削り取るイメージで脱出しましょう。ピンまで距離があるバンカーからは52度やピッチングでボールだけを打ち抜くショットで切り抜けましょう。ユーティリティーで打つのもありです。
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最後にメンタル面から考えてみましょう。
雨の日のラウンドは、定期的にゴルフをしないゴルファーなら、通常よりも10~20打は悪くなります。というのもコース条件は一緒でもスコアの善し悪しを決めるのは、過去に雨の日にどれだけラウンドしてきたかという経験値だからです。
深い濡れたラフからどうやってボールを出すか?あごが高いバンカーでしまった砂からどうやってボールを上げるか?―それが失敗経験でも、一度でも経験していれば、深いラフからは潔くウエッジで脱出。あごが高いバンカーなら、あえてピンを狙わずに横に出す―など、冷静なマネージメントができます。
いったんコースに出たら、「この雨、いつ止むのかな~」などと考えず、「きょうは一日中、止まない。我慢大会。ゴルフは修行」と開き直る姿勢も大事です。
確かに本降りの雨の中のラウンドは精神的にも厳しいですが、あえて雨予報の日にラウンドしてみてください。必ず新たな発見があるはずです。










