ブリヂストンは日本を代表するスポーツメーカーであるのは周知の通りだが、ゴルフ業界において外資ブランドが台頭する前は、日本の二大ブランド(ブリヂストン・ダンロップ)でシェアの大部分を占めていた。
1990年代のゴルフブーム絶頂期には、ジャンボ尾崎プロのブランドJ’s(ジェイズ)を立ち上げ、多くのトッププロが使用したことで憧れのモデルとなり一大ブームとなった。
その後、ツアーステージブランドに変わり、宮里藍プロを広告塔にViQシリーズを発売し、やさしいモデルとしてアマチュアゴルファーの人気を集めた。
一方、プロライクなクラブのX-DRIVEやX-BLADEは、一部の競技志向のゴルファーに支持されていた。
そして海外戦略を強化するため「BRIDGESTONE GOLF」と名称を変え、TOUR Bシリーズなどを海外で展開し、USPGAでもクラブを使用するプロを見かけるようになった。
アメリカでは、タイガーウッズをはじめ、デシャンボーやマット・クーチャーなど多くの影響力のあるトッププロがブリヂストンのボールを使用していることでシェアを伸ばしているため、クラブよりもボールのほうが有名だ。
しかし、日本ではクラブの印象が強いだろう。ブリヂストンのクラブは、ヘッド形状や色、デザインで冒険することは少なく、他のメーカーと比較してもオーソドックスなデザインだ。歴代モデルの愛用者にとっては、それも魅力の1つだろう。
今回発売されたTOUR B J819ドライバーが、3年前に発売されたJ815のコンセプトを継承しているとすれば、やさしいモデルに仕上がっているはずだ。
CEOが変わり会社の方向性を変えようとしている今、ドライバーカテゴリーにおいてもその実力をアピールする必要がある。
シェアを拡大するためには、今回のモデルのヒットが不可欠だ。そのためにはニッチ層以外にもアピールしなければならないが・・・
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)











