【閑話休題】ラウンド中のアルコールは、飲酒運転につながるのか?

ゴルフとアルコールは切っても切れない歴史があります。

ゴルフ発祥の地であるスコットランドはウイスキーの本場。なぜゴルフ場が18ホールになったかというと、スコットランドのゴルファーは、寒さを凌ぐためにスコッチの入ったボトルをチビチビ飲みながらラウンドすると、ちょうど18ホールで空になったからという逸話からです。

しかし現代のゴルファーがスコッチを毎ホール飲んでホールアウトして、コースを出てすぐさま、警察の検問にひっかかったら…

当然ですが、シャレなりません。勤め人なら酒気帯び運転でも懲戒免職です。住宅ローンや、子供の教育ローンを抱えるあなた!人生終わりです。

そして今回のテーマはラウンド中のアルコール摂取量は、どこまでなら、人生破滅にならないで済むか!

体重60㌔の男性がビール中瓶のアルコールを体内で分解するまでに3~4時間かかる

「真夏のラウンドで冷え冷えの生ビールを飲む醍醐味。スコアは度外視のエンジョイゴルファーから、この楽しみを奪ったらゴルフなんかしない!」と言い張るあなた!筆者も痛く同意しますが、以下をお読みください。

アルコール健康医学協会よると、アルコールは体重60キロの体重の男性が、1単位(ビール中瓶=500㍉㍑=1本、日本酒1合=180㍉㍑、焼酎0.6合)のアルコールが体内で分解されるまで約3~4時間かかるそうです。

「そんなにかかるの?でも、ハーフ2時間半だから、昼食に生小を飲んで、ゆっくりお風呂に入れば、問題ないよね」と主張するあなた!

確かに統計によればセーフですが、個人差(アルコールに強くない人、女性は分解までの時間が長い)があるので油断は禁物です。

アルコールは肝臓で約90%代謝され、残りの約10%が呼気、汗、尿として排出されますが、この排出割合は、入浴や運動によって汗をかいたからといって、変化はありません。なんと、たくさん汗をかいたからといって、10%以上、汗と一緒に排出されることはないそうです。

アルコールの代謝は待つしかないのです。

お酒が好きな方々には、昼食時のビール中瓶2本(2単位)はあっという間でしょう。

しかし、アルコール2合を肝臓が分解するまで6~7時間かかります。繰り返し個人差はあるものの、昼食での宴会は控えましょう。

道路交通法では、呼気1㍑中0.15㍉㌘以上アルコールを検知した場合、酒気帯び運転となる

昼食時間が1時間半もある場合は、「しょうがないな、もうちょっとやるか」などと、へべれけ状態になる方々もいらっしゃると思いますが、人生破滅への道です。スコアが悪いからと、自暴自棄になってアルコールをあおるのもNG。

道路交通法では、呼気1㍑中0.15㍉㌘以上アルコールを検知した場合、「酒気帯び運転
となります。

これは1単位(ビール中瓶1本)のアルコールを摂取したときの血中アルコール濃度(0.02~0.04%)です。つまり1単位の飲酒だけで、「酒気帯び運転の基準値を超える」ことになるのです。

怖いですね。

この数値に関して、個人差は大きいですが、警察に逮捕され人生が終わってしまうリスクを考えれば、昼食時は生小1杯にとどめるのが、良識あるゴルファー、いや社会人としての最良の選択です。