【ツアーレビュー】JGA・日本オープンゴルフ選手権最終日(2025/10/19) 片岡がプレーオフを制し初優勝、マスターズ出場権も獲得

NIKKO, JAPAN - OCTOBER 19: Naoyuki Kataoka of Japan poses with flag to secure qualification for 2026 Masters Tournament after a play off on the 18th green following the final round of the Japan Open Golf Championship at Nikko Country Club on October 19, 2025 in Nikko, Tochigi, Japan. (Photo by Yoshimasa Nakano/R&A/R&A via Getty Images)

日光カンツリー倶楽部(栃木県)7238㍎、パー70――首位と7打差の6位タイからスタートした片岡尚之が、4日間合計3アンダーで並んだ原敏之とのプレーオフを制し、日本オープン初優勝と、今回から設けられた来年のマスターズ出場権を獲得した。

名匠・井上誠一の傑作、日光カンツリーは難攻不落。雨中の最終日も上位のスコアは伸びず、単独首位スタートの清水大成は4打リードから3つのダブルボギーで77と崩れた。片岡にとって7打差はあまりにも大きな差だったが、3日間、オーバーバーを打っていない。「自分がやるべきことをやるだけ」。その強い信念で最終日を戦った。

最終ホールは7㍍のパーパットをねじ込んで、4バーディー、2ボギーの68。プレーオフは1ホール目で、ティーショットをミスした原がボギーを打ち、決着がついた。

「全プロゴルファー憧れのタイトルに名を刻むことができて本当にうれしい」。優勝の瞬間、片岡は涙を浮かべながら天を仰いだ。

ツアー初勝利は2021年のジャパンプレーヤーズ選手権。以来、7度の2位に泣き、悔しい思いを心に刻んできた。「やっと勝てた。一時はゴルフに向いてないのかなと悩んだ。4年間は本当に長かったけど、ここまで頑張ってきて本当によかった」と涙ぐみながら語った。

堅実なゴルフが実を結んだ片岡。マスターズ出場権のほかに、来年の全英オープンにも出場できる。「技術的にも出場する選手の中では自分が一番、下手かもしれない。4月までにしっかり準備したい」と話した。世界の扉はいま、開かれたばかりだ。

(堂場 新一)

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