「北米を把握しなければならない」
これは、2017年頃にほぼ全ての日本のゴルフメーカーが掲げた継続的なビジネス展開の方針だった。
ゴルフ用品市場No.1の米国で、当時米国に本拠を置くメーカー以外が、米国に拠点を置こうとしていたことは明らかだった。
三浦技研、EPON(エポン)、ヨネックス、ヤマハ、Vega(ベガ)、フォーティーン、オノフ、PRGR(プロギア)、そして本間など小規模なブランドは、北米進出に意欲があるように見えた。
しかし、それから5年たった今、北米市場には本格的な日本ブランドはほとんど存在しないのが現状だ。
一体、何があったのだろうか?
日本のゴルファー、主にメーカーは、クラブデザインのフェースアングルやヘッド重量、重心位置、重量配分といった他国なら気にもしなかった細かいことを気にかけ、拘りを持っていた。つまり、日本のゴルファーこそ、“真のクラブオタク”と言える。
日本のクラブ創りは、伝統的な侍の「刀」を作り出す鍛冶職人が祖先であることを活かし、6万を超える時間を費やして技術を会得した熟練の「鉄」の匠が、その知識を後世に伝えた。という、一説にはそんな話もある…。
日本のゴルフブランドが、北米を高収益になるビジネスチャンスと考えた理由はわかる。なぜなら、市場のたった1%を獲得するだけでも、相当な投資に見合う以上の十分な収益が得られるからだ。
ツアーステージ/ブリヂストン、ゼクシオ、ミズノが、日本のゴルファーに人気だったのはそれほど前のことではないが、今はテーラーメイド、タイトリスト、キャロウェイが主流となっている。 北米進出における日本のゴルフブランドの現状と、なぜ失敗に終わってしまったのか?そしてこれからどうなるのか? 成功するためには何が必要なのか?ミズノの事例や本間の現在などからさらに深掘りしてみよう!
クラブ創りにおける日本の伝統、職人技は今どこに?
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(MYGOLFSPY JAPAN編集部)











