ピンG410フェアウェイウッド/ユーティリティー ~美しさと性能の共存~

もし「ヘッドサイズに対する寛容性」という指標があったら、ピンは善戦するに違いない。

ピンと言えば、最近ドライバーが注目されている。このきっかけとなったのが、バッバ・ワトソンのマスターズ優勝だろう。Gシリーズのドライバーで2014年にも優勝し、当時は圧倒的な飛距離を武器に快進撃を続けていた。

その後、多くの飛ばし屋がピンと契約しツアーで活躍したことで、「ピンのドライバー=飛ぶ」と認知されるようになり、ピンは年々シェアを伸ばしている。

今回の記事は、ピンG410のフェアウェイウッド/ユーティリティーについてだ。

ピンのドライバーは契約外のプロも使っているが、FWやUTはあまり使われていない。これらのカテゴリはテーラーメイドやキャロウェイのシェアが圧倒的であり、ピンがFWやUTをあまり訴求していないことも、存在感が薄い理由だろう。

ピンのFW/UTは、他社と比べて独特な形状をしているものが多い。FWは投影面積が大きく、フェースが薄い。現在主流のクラブとは異なるテイストだ。

基本的にゴルファーはクラブの顔にこだわることが多いので、その意味でピンのFWは異質に見えるかもしれない。しかし投影面積が大きいので、構えた時の安心感は他社と比較しても見劣りしない。これはUTも同じだ。あとは顔(構えた時のヘッド形状)が、一般ゴルファーに受け入れられるかどうかだが、これは好みが大きく分かれるだろう。

昨今のピンのウッドの認知度は高まる一方だが、今後大きくシェアを伸ばしてテーラーメイドやキャロウェイに匹敵するようなメーカーになることはないだろう。なぜなら、彼らは販売網を広げようとはしていないからだ。

ピンは、大切なクラブを大切にブランド化し、その価値を理解してくれるゴルファーに販売するという、控えめで紳士的なブランドなのだ。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)


【FW/UTでも美と飛びを真摯に追求…
オリジナル記事『MYGOLFSPY JAPAN』で読む】

関連キーワード


※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。

あわせて読みたい