ユーティリティアイアンが脚光を浴びたのは、2002年の全英オープンだった。
全英オープンといえば、強風が吹き荒れることで有名だ。アゲインストだと、トッププロでもドライバーで220ヤードくらいしか飛ばないこともあるくらいだ(フォローなら350ヤード以上飛んでしまうこともある)。
そんな状況の中、アーニー・エルスはティーショットでユーティリティアイアンを多用し、全英オープンの覇者となった。その時彼が使っていたのが、フォーティーンのHI-858である。
HI-858は、中空構造でフェースが薄い。ロングアイアンよりも打ち出しが高く、中空構造でミスヒットに強かったため当時人気となり、品薄状態が続いた。その後各メーカーからユーティリティアイアンが発売され、様々なモデルが誕生した。
これまでユーティリティアイアンは、アイアンが得意な上級者が使うイメージが強かった。そのためか、ヘッド形状はシンプルでクセがなく、素材は軟鉄が使われることが多かった。しかし最近は、ステンレス素材も多く、ヘッド形状も凝ったものが増えた。ターゲットユーザーが増え、ニーズが多様化したことで、素材やヘッド形状に変化が出てきたのだ。
今回は2018年モデルのユーティリティアイアンのNo.1を決めるテスト(MOST WANTED)の記事だ。飛距離、安定性が優れていることはもちろんだが、今回は「状況によって球筋を打ち分けられる汎用性」「調整機能」「打感」「打音」も論点になっている。
進化し続けるユーティリティアイアンだが、2018年モデルの「MOST WANTED」と「あなたに合うモデル」はどれだろうか?
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)











