いつものキャロウェイらしく、話の中心は「スピード」だ。だからこそ「スピード」という言葉が3モデルについている。
「JAILBREAK(ジェイルブレイク) AIスピードフレーム」により、「Epic Speed(エピックスピード)とEpic Max(エピックマックス)」が「スピード重視」のクラブとなることは間違いない。
キャロウェイのドライバーは、我々がテストした中で大抵は「最速ドライバーのうちの一本」となっていた。
過去5年を遡ると、「GBB 16」「BB Epic」「Rogue SZ」「EPIC Flash」そして2020年の「Mavrik Sub Zero」ドライバーと、中には「最速」という時もあった。
つまり、キャロウェイの“スピード戦略”に何かがあることは明らかだ。
「SPEED」とモデル名をつける程のキャロウェイが、どこまで他社を圧倒するのか。はたまた毎年上位に君臨する「ピン」や「タイトリスト」がどこまで数字を叩き出してくるのか。
ちなみに、総合1位には程遠かったが、2020年の「ボールスピードNo.1」は「Mavrik Sub Zero」が他社を圧倒していた。
昨年我々は、37モデルのドライバー製品テストを実施しそのデータを皆さんにお伝えしたが、今年のドライバーテストも是非期待し待っていてほしい。
今回先にテーラーメイドの「SIM2 MAX D」、続いてキャロウェイ「EPIC SPEED」を公開したが、この2社を公開してから、どれだけ皆さんが記事をチェックしているか。それだけ注目度が高いことがわかる。
少なくとも、この2社の最新ドライバーの詳細はあと数週間で明らかになるが、今年もこの2社に注目が集まることは間違いない。
それでは、キャロウェイ「EPIC SPEED」&「EPIC MAX」の6モデルの予想や現時点で明確になっていることをお伝えしよう。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)