山下が“らしいゴルフ”で上々のデビュー – 雑草リモートゴルファーの徒然日記Round 166

山下美夢有が米女子ツアーメンバーとして上々のスタートを切りました。デビュー戦となった米女子ツアー今季第2戦のファウンダーズカップ(米フロリダ州、ブラデトンCC)で、13アンダー4位タイフィニッシュ。試合後に「自分らしいプレーができた」と振り返るように、72ホールでボギーが2つという、山下らしい安定したプレーが光りました。

「リラックスして自分のプレーができた。コースが難しかったのでいろいろ考えながらプレーして、その結果、ボギーが少なかった」。山下の充実感あふれる表情が印象的でした。

山下の持ち味は安定したショートゲーム。昨年の日本ツアーでのパーセーブ率はツアー1位の91.85%をマーク、パーオンしなかったホールでパーかそれより良いスコアで回るリカバリー(スクランブリング)率は75.73%でこちらも首位。いかにボギーを回避し、パーを拾っていくか――その積み重ねが日本ツアーで3年連続平均スコア首位につながりました。

まだ2試合終了時点ではありますが、米女子ツアーでもスクランブリング部門で山下は86.67%という高い数字で首位。パーオンしなかった15ホール中13ホールでパーかそれより良いスコアでホールアウトしています。開幕戦で予選落ちした岩井姉妹のスクランブリングを見ると、明愛が12ホール中5ホール、千紗が10ホール中2ホールという状況。難しいセッティングでいかにパーをセーブするかが上位進出へのカギです。

初戦を観戦しましたが、山下はショットも安定しており、惜しいバーディーパットがいくつもありました。タラレバですが、それがすべて入っていれば、通算21アンダーで優勝したイエリミ・ノー(米国)と優勝争いを演じていたかもしれません。

ルーキーイヤーは、芝質の違いなど環境に慣れるだけで余裕がないはずですが、山下は「技術面も含めレベルアップしたい」と前向きです。タフなコンディションになるほどしぶといプレーができる山下だけに、ツアー初優勝だけでなくメジャーでの優勝も期待できそう。

山下の次戦は27日にシンガポールで開幕するHSBC女子世界選手権。10日発表された最新の世界ランキングで、山下は13位に浮上。9位の古江彩佳が日本人トップとなっています。

時田 弘光

~No Golf No Life~
以前は真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。全盛期は7000㍎級のコースでクラチャンになったこともありますが、今はドライバーで200㍎の壁と戦っています。

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