最新の「Chrome Soft(クロムソフト)」発売から1年以上が経過し、キャロウェイはシリーズの新モデルとして「Chrome Soft X LS」を発売。
ご想像のとおり、「LS」は「Low Spin(ロースピン)」の略で、現在のラインナップの後継ではなく、ツアーボールの中で待望の2番目の選択肢として登場した。
「Chrome Soft X LS」の特性は、「高コンプレッション」、「高弾道」、「低スピン」。競合のボールとしては、タイトリスト「ProV1x Left Dash」、テーラーメイド「TP5x」、そしてブリヂストン「ツアーBX」も少なからず含まれるはずだ。
同社は「Chrome Soft X LS」を、“スピンを攻略し更に飛距離を伸ばしたい上級者向けのボール”だと位置づけているが、過去数年にわたって、キャロウェイはアベレージゴルファーに対して幅広く対応してきたという功績があるものの、おそらく上級者に対しては同等の成功を収めていない。その理由はなんだろうか?
現在のツアーボールの中で一番の飛距離を誇るのは間違いなくタイトリスト「Left Dash(レフトダッシュ)」だ。
その「Left Dash」の販売をタイトリストが制限する一方で、キャロウェイは「Chrome Soft X LS」を小売全店で購入可能にし、このチャンスを掴みたいと考えている。
「ゴルファーは更に飛距離を伸ばそうとしている。それこそが彼らが望んでいることだ。」と語るのは、キャロウェイブランド及び商品管理部長ジェイソン・フィンリー氏。
ここからは、更に詳しく「Chrome Soft X LS」について紐解いてみよう。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)