この土日の関東~静岡県は雨の週末となりました。日曜日の未明~明け方にかけて雨脚が強まり、横浜市や千葉県の茂原市、市原市などでは1時間に30ミリ以上のバケツをひっくり返したような雨が降り、木更津市においては、6月の1時間降水量の記録を更新するような激しい雨が降りました。日曜日の昼頃になると雨はほとんど上がり、静岡方面では日差しが戻り、関東でも少し日が差した所もありました。気温は26~30℃くらいまで上がり、雨上がりでかなり蒸し暑く、梅雨らしさを実感する週末となりました。
そして、20日(土)は北陸と東北南部で、21日(日)は東北北部で梅雨入りの発表があり、すべての地域が梅雨入りとなりました。
今後は梅雨明けを待つことになりますが、その前に気を付けなければならないは梅雨末期の大雨です。
20日(土)に台風7号がフィリピンの東で発生しましたが、今週は「台風+梅雨前線=大雨」のパターンに注意が必要となりそうです。
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▼22日9時現在の台風情報

▶今週の天気のポイント 6/23(火)~6/26(金)
【天気】梅雨空続くも前半は日差しあり 後半はまとまった雨雲が広がる
【気温】ほぼ平年並みだが蒸し暑い
【風】金曜日は南よりの風強まる

今週は「前半は梅雨の晴れ間、後半は本降りの雨と風」というコントラストの強い一週間です。気温は真夏日になる日はなさそうですが、湿度が高く、体感温度は30℃を超えることもあり、熱中症対策は欠かせません。水分・塩分補給をこまめに行い、ハーフ休憩での着替えも効果的です。
🗼 東京・神奈川エリアのポイント解説
🔳 6月23日(火) ⛅ ―くもり時々晴れ・梅雨の中休み―
雲が多めながらも、日中は晴れ間が出る時間帯もある見込みです。湿った空気や上空の寒気の影響で、夕方以降は西側のエリアを中心に所々でにわか雨がありそうです。風は朝は北より、日中は東または南よりが吹く予想です。最高気温は28℃前後で暑さが続くでしょう。こまめな水分補給を心掛けてください。
🔳 6月24日(水) ☁️ ―くもり・蒸し暑さじわり―
水曜日は雲が多めで、午前中はパラっと雨が降る可能性があります。風は朝は東よりで、昼頃からは南よりが吹く見込みです。最高気温は26~27℃くらいで、前日より少し湿度が上がりじんわりと蒸し暑さを感じられそうです。
🔳 6月25日(木) ☁️→☔ ― くもりのち雨・下り坂―
早い所は朝から雨が降り始めるでしょう。午前中は弱い雨がパラつく程度となりそうですが、午後から次第に強まり、夕方以降は本降りの雨に変わる可能性があります。台風7号からの湿った空気が流れ込みやすく、梅雨前線の活動が活発化するタイミングと重なり、夜遅くにかけて、雨の降る量が多くなる恐れがあります。
🔳 6月26日(金) ☔🌀 ― 雨・南風強まる ―
一日を通して雨が降りやすく、断続的に雨脚が強まり雷雨となる時間帯もありそうです。南よりの風も強まり、沿岸部や開けた地形のコースでは傘も役に立たないほどの風雨になる可能性があります。この日のラウンドは見送りが安心です。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 週の前半は晴れ間がありラウンド可能ですが、にわか雨の可能性もありますので、空模様の変化は目視と雨雲レーダーでご確認ください。木曜日以降は、雨となり、金曜日にかけて荒天となる恐れもあります。最新の気象情報の確認を。
🌊千葉エリアのポイント解説
🔳 6月23日(火) ⛅ ― くもり時々晴れ・湿った空気 ―
雲が広がりやすい天気が続きますが、午前を中心に晴れ間があるでしょう。夕方以降は雲が厚くなり、夜は所々で通り雨がありそうです。沿岸部では昼頃から北東の風がやや強まる所があるでしょう。最高気温は内陸は27℃くらいで、沿岸コースではやや低い25℃前後の予想です。
🔳 6月24日(水) ☁️ ― くもり・ジメジメ感アップ ―
雲が増えて、朝から湿気を感じる一日となりそうです。昼前後は弱い雨がパラっと降る所がありそうですが、一時的となるでしょう。朝は北東の風が吹く所が多く、日中は東~南東の風が吹く予想です。水曜日も昼頃から沿岸コースでやや強まる所がありそうです。最高気温は25℃前後と暑さはやや落ち着く見通しですが、湿度は高まり体感では蒸し暑く感じられそうです。
🔳 6月25日(木) ☁️ ― くもりのち雨・先行して影響出る ―
台風7号からの湿った空気の影響で、南部は午前中から雨で、そのほかのエリアも昼頃から雨雲が広がりやすくなります。夕方以降は雨脚が強まり、夜は雷を伴う所もありそうです。沿岸部は雨脚が強まるタイミングが早まる可能性もあり、最新の雨雲レーダーの確認がおすすめです。また、千葉県においては、木曜日の午後から沿岸部を中心に風も強まりそうです。最高気温は24℃くらいと暑さはひかえめですが、ジメジメとした空気に覆われるでしょう。
🔳 6月26日(金) ☔ ― 雨・沿岸部は強風注意 ―
まとまった雨が降る可能性があり、断続的に強雨や雷雨となるおそれがあります。南よりの風が強まり、千葉の沿岸コースは特に影響が大きくなりそうです。海に近いコースほど吹きさらしの風を受けやすく、傘の使用も難しい強さになる可能性があります。
🏌️ ゴルフPoint ▶ 千葉のコースは海からの風をまともに受ける設計のホールが多いのが特徴。今週の千葉エリアは、沿岸部で風が強まりやすく、風向きを読んだクラブ選択を意識して。
🗻御殿場・伊豆エリアのポイント解説
🔳 6月23日(火) ☁️ ― くもり・涼しめ ―
標高のある御殿場は、平地よりひと足早く涼しさを感じる一日。最高気温は22〜23℃程度と過ごしやすく、朝は15℃前後と上着が必要となるでしょう。ただ、日中にかけて弱い雨が降りやすく、撥水機能のあるウェアがあると良さそうです。伊豆エリアは南からの湿った空気の影響をやや受けやすく、雲が取れにくくスッキリしない天気となりそうです。
🔳 6月24日(水) ☁️ ― くもり・雨パラパラ ―
御殿場・伊豆ともに、雲が多く弱い雨が降りやすい一日となるでしょう。日中は東~南よりの風が吹く予想です。気温は御殿場で23℃前後、伊豆沿岸部はやや高めの25℃程度まで上がるでしょう。伊豆では湿度が高く、ムシムシと感じられそうです。
🔳 6月25日(木) ☁️☔ ― くもり時々雨・大雨への備えを ―
台風7号の北上に伴って、伊豆エリアは南からの湿った空気の影響を受けやすく、東京・神奈川より早めに雨が降り出す可能性があります。午前中から雨で、雨脚は次第に強まる予想です。昼前後から強まってくる可能性もあり、雨の降り方に注意が必要です。夜間は雷雨や強雨のおそれもあり、伊豆エリアを中心に大雨への備えを早めにしておいたほうがよいでしょう。
🔳 6月26日(金) ☔🌀 ― 雨・風も強まる・線状降水帯 ―
終日雨模様で、南よりの風が強まる予想。伊豆半島の南向き斜面は、地形的に雨と風の両方が集中しやすいエリアです。御殿場も標高の高さゆえに、平地より風を強く受けやすい点に注意してください。本州付近に停滞する梅雨前線に向かって、台風7号からの熱帯由来の暖湿気が流れ込み、前線の活動が活発化します。場合によっては、線状降水帯などが発生し、大雨となるおそれもありますので、十分な警戒が必要です。
🏌️ ゴルフPoint ▶
水曜日まではなんとかゴルフを楽しめそうな日となりそうです。逆に後半は、伊豆エリア特有の南向き斜面が雨雲を受け止めやすい地形のため、荒れ模様、ということもあり得ます。今週のゴルフは前半に集中、後半はおとなしく、が良さそうです。
⛳ 今週の「風読み」豆知識
🌀 台風はなぜ「自転車並み」の速さ? そして夏は迷走しやすいワケ
20日(土)に発生した台風7号。今後沖縄方面へ向かう見込みですが、その先の進路にはまだ不確実性が残っています。実は、この「進路がなかなか定まらない」という現象、夏の台風ならではの特徴なんです。
🚲 台風の移動速度=自転車並み?
台風が南の海上を西に進んでいるとき、時速20kmぐらいの自転車並みの速度で進むことがよくあります。これは、台風が自力で動くエンジンを持たず、周りの風(偏西風など)に乗って移動しているからです。
プロのドライバーショットのボール初速は、平均しておよそ時速250〜280km前後(およそ時速260km=秒速72m前後)。つまり、台風が1時間かけて進む距離を、ゴルフボールはわずか1秒前後で飛んでしまう計算になります。
台風は「のんびり屋」、ゴルフボールは「超特急」。同じ「動くもの」でも、スケールの違いがよくわかる比較ですね。
ただし侮れないのが、台風は加速すると一気に「風台風」に変身する点です。
1991年の台風19号(通称・りんご台風)は移動速度の速さで知られ、東北を中心に記録的な暴風をもたらしました。雨量はさほど多くなかったものの、強い風が広範囲を一気に吹き抜け、青森県でりんごが大量に落下したことからこの名前がつきました。動きが速い台風は、ボールのように勢いよく駆け抜けるぶん一カ所への雨量は溜まりにくい一方、強風の被害が広い範囲に及びやすいという特徴があります。
逆に、今回の台風7号のように南の海上をゆっくり進むタイプは「雨台風」の心配が出てきます。台風そのものが関東から離れていても、ゆっくり進む分だけ長い時間、暖かく湿った空気を梅雨前線に送り続けることができてしまうのです。
2019年の房総半島台風(台風15号)や東日本台風(台風19号)も、平年より移動速度が4割ほど遅かったことが被害を広げた一因とされています。台風そのものの接近・上陸がなくても、「遅い台風=前線を刺激し続けて大雨が長引く」というパターンは覚えておきたいポイントです。
今週も、台風7号が沖縄付近をゆっくり進む間、その暖湿気が梅雨前線を活発にし、25日(木)~26日(金)頃の静岡県~関東の本降りにつながると見ておいたほうがよさそうです。
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🌪️ なぜ夏の台風は「迷走」しやすいのか
秋には日本の上空付近を偏西風が吹いていて、台風がこれに乗ると足早に東へ抜けていきますが、真夏の偏西風は北海道付近にあるため、台風は偏西風に乗ることができず、日本の南海上などをウロウロしてしまいます。これが「夏の台風は迷走する」と言われる理由です。
さらに、夏は太平洋高気圧に覆われて偏西風も弱いため、台風の動きが遅く、時には大きく南下したり、通常とは逆に東から西に進む「逆走台風」になることもあります。進路予想が難しくなるのもこの時期ならではです。
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⛳ ゴルファーへの教訓
台風がのんびり進むからこそ、「まだ大丈夫」と油断しがちですが、動きが遅い台風はむしろ同じ地域に長時間影響を及ぼし続けるという特徴があります。今後の台風シーズンに向けて「進路が定まらない=油断できない」ということを、ぜひ覚えておいてください。ラウンドの予定は、台風が近づきそうな気配を感じたら早めに見直す——これがゴルファーにとっての「風読み」となります。
(予報士解説)










