この週末の関東や静岡県は、4日(土)にまとまった雨が降り、ゴルフには少し難しいコンディションとなりました。4日(土)は前線を伴った低気圧が日本海を進み、各地で雨が降り、夕方から夜遅くは静岡県を中心に大雨となりました。静岡県では降り始めからの雨の量が100ミリを超えたところもあり、伊豆や静岡市などでは、4月のひと月に降る雨のおよそ45パーセントがたった一日で降りました。また、関東においては南風が強まり、特に千葉県南部では暴風警報が発表されるほどの荒れ模様となりました。
5日(日)は、活発な雨雲は朝には東海上へ抜け、雲が多めながらも薄日が差しました。沿岸部では引き続き南よりの風がやや強く、暖かい空気の流れ込みが続き、太平洋側のエリアを中心に今年一番の暖かさとなりました。朝から気温は高めで、伊豆や千葉では朝6時前にはすでに20度以上のところもあり、湿度も高くムシムシ。最高気温は千葉県の茂原市や市原市牛久で25度以上の夏日となりました。
きょう6日(月)の関東から静岡は穏やかに晴れて、気温は20度以上のところが多くなっています。午後からは雲が次第に増えますが、きょういっぱいは天気の崩れはないでしょう。気温はこのあともう少し上がって、24度前後のところが多く、内陸ではきのうに続き25度以上の夏日となるところもありそうです。しっかりと水分補給をして、体がだるくならないようにしてくださいね。
ここのところ、大雨が度重なり、なかなかゴルフに行くチャンスが巡ってこない日が多くなっていますが、今週の天気はどうなるのでしょうか。
▶今週の天気のポイント 4/7(火)~4/10(金)
・天気は周期変化 8日(水)・9日(木)は晴れてゴルフチャンス!
・気温のアップダウン激しい 8日(水)の朝はかなり冷える
・10日(金)は雨・風強く またも荒れ模様 夏のような空気が大雨をもたらす恐れ

今週は「雨→晴れ→晴れのち曇り→大雨」という典型的な春の周期変化の1週間です。ゴルフのチャンスは水曜日・木曜日の2日間が本命。火曜日と金曜日の雨をうまく避ける計画が、今週ラウンドのカギです。
◆東京・神奈川エリアのポイント解説
■4月7日(火)🌧️ 曇り時々雨・午前が勝負
7日(火)は雲が多く、スッキリしない天気となるでしょう。前線を伴った低気圧が本州の南岸を通過する影響で、沿岸部ほど雨が降りやすく、神奈川エリアは朝から雨がパラパラと降ったりやんだりする見通しです。東京エリアは曇り空で経過しそうですが、昼前後は雨が降るでしょう。きょう(6日)の暖かさ(23〜24度台)から一転、気温がぐっと下がります。最高気温は平年並みに戻り18度くらいにとどまりそうです。沿岸部を中心に午後からは南〜南西風がやや強まるでしょう。夕方以降は北よりの風に変わる見込みです。
⛳ ゴルフ:7日(火)は十分プレー可能!
比較的風や雨の影響が小さい、内陸のコースがオススメ。ただ、天気急変に備えてレインウェアは必ずキャリーバッグに入れておきましょう。気温が18度程度と前日より大幅に低くなるため、朝はしっかりウォームアップを。また、夜は冷えてきますので暖かくして。
■4月8日(水)☀️ 高気圧到来!今週イチの絶好ラウンド日和
8日(水)は「晴れ」で最高気温19度くらいの予想です。高気圧に覆われて、関東全域で晴れ間が広がるでしょう。ただし上空には一時的に冷たい空気が流れ込み、朝の最低気温は8度前後まで下がり、日中との気温差は大きくなります。昼頃までの風向きは前線通過後の典型で北よりになり、前日の南風から一転します。
⛳ ゴルフ:水曜日は今週のベストコンディション!ただし朝霧と朝の冷え込みに注意。
前日の雨で大気中の水分が多く残っており、朝は低い霧が発生しやすい状況です。霧が晴れてからスタートするつもりなら、やや遅めのスタートが賢明かもしれません。また、雨上がりのグリーンは水分を含んで重くなっているため、パットは気持ち強めを意識してください。最高気温が19度と前日より少し上がりますが、北よりの風が冷たいため体感は油断禁物。重ね着前提のウェア選びが正解です。
■4月9日(木)☀️→☁️ 晴れのち曇り・ゴルフはできるが早めスタートがベター
9日(木)は「晴れのち曇り」で最高気温20度前後の予想です。高気圧が東へ移動し始め、西から次の前線や低気圧が近づいてきます。午前中は晴れますが、午後から次第に雲が広がりやすくなるでしょう。午後からは沿岸部を中心に南よりの風が強まります。
⛳ ゴルフ:9日(木)はプレー可能だが、南風との勝負。
少しでも風の弱い午前スタートが安心です。
■4月10日(金)🌧️⛈️ 大雨・強風の恐れ 夏のような空気が荒天をもたらす
10日(金)は「雨」で最高気温20度の予想です。低気圧が発達しながら日本海を進み、前線が東日本を通過する見込みです。関東にも強い雨と風が迫ります。4月にしては非常に暖かく湿った「夏のような空気」が南から大量に流れ込み、大気の不安定さが格段に増す見通しです。局地的に雷を伴う激しい雨になったり、突風の恐れもあります。気温は20度程度ながら湿度が高くムシっとした不快な空気になるでしょう。
⛳ ゴルフ:金曜日は天気次第で延期を強く検討。
前日夜の空の様子と朝の最新気象情報を必ず確認してください。
◆千葉エリアのポイント解説
■4月7日(火)🌧️ 曇り時々雨 強まる南風に注意
朝から雨が降ったりやんだりするでしょう。午後からは沿岸部を中心に南〜南西の風が強まる見込みです。最高気温は18度前後の予想で、きょうより大幅に低くなるでしょう。
⛳ ゴルフ:千葉エリアも雨だが、なんとかプレー可能。
各地で雨模様ですが、成田・茂原・君津など内陸のコースは比較的風の影響は弱く、なんとかプレー可能。ただし、銚子・九十九里・館山方面の沿岸コースは午後から南風が強まり、コンディション的にはいま一つ。この日は早いスタートで早いあがりが鉄則です。翌日の好天に備えて体力を温存する意識も大切にしましょう。
■4月8日(水)☀️ 晴れ!内陸コースはベストコンディション
前線通過後は高気圧に覆われ、千葉エリアも広く晴れ渡ります。最高気温は17~19度前後と過ごしやすく、朝の最低気温は8度程度まで下がります。風は昼頃までは北〜北北東に変わり、内陸部では穏やかな晴天が広がるでしょう。ただし、海沿いのコースでは北寄りの風が少し冷たく感じられる場合があります。
⛳ ゴルフ:成田・茂原・君津など内陸コースは絶好のコンディション!
前日の雨でコースに水分が残っていますが、朝方に霧が発生した後は澄んだ青空が広がるでしょう。千葉エリアは平坦なコースが多いため霧の影響も比較的少なく、予定通りのスタートが期待できます。雨上がりのフェアウェイはぬかるみやすいため、カートの乗り入れ規制が出る可能性があります。スパイクのグリップ状態を事前に確認しておきましょう。
■4月9日(木)☀️ おおむね晴れ・前線接近で雲増える
午前中はまずまずの天気ですが、千葉は関東の中でも前線の影響を受けやすいため、9日(木)の午後は雲が増えます。最高気温は19~20度前後と8日(木)より高め。日中は南~南西の風がやや強く見込みです。
⛳ ゴルフ:9日も午前スタートであれば問題なし!
ただし千葉は関東の中でも「前線の雨雲をいち早くキャッチしやすいエリア」であることを頭に入れておきましょう。外房・銚子方面の沿岸コースは午後から雲が厚くなるタイミングが内陸より早くなることがあります。雨の可能性は低いものの、午後スタートを予定している場合は、念のため当日朝の予報を再確認することをお勧めします。
■4月10日(金)🌧️⛈️ 大雨・強風の恐れ 沿岸部は特に警戒
千葉エリアにも強い雨と風が迫ります。千葉は低気圧の通過ルートによっては、関東の中で最も大雨や強風の影響を受けやすい位置にあります。南〜南南西から吹き込む暖湿気が、銚子や九十九里など太平洋沿岸にまとまった雨をもたらす可能性があります。最高気温は18度前後の予想で、ややムシムシと感じられそうです。
⛳ ゴルフ:千葉の金曜日は荒天リスクが高い日。 沿岸コースは朝から雨風ともに強まる可能性があり、安全面からもラウンドは延期を検討してください。千葉は平坦な地形で遮るものが少なく、落雷の危険を感じたらすぐにクラブを置いてシェルターへ避難する判断を迷わず行ってください。
◆御殿場・伊豆エリアのポイント解説
■4月7日(火)🌧️ 雨 御殿場と伊豆でやや異なる展開
雲が多く、日中は広く雨が降る見込みです。御殿場の最高気温は15〜17度程度で、前日から大幅に下がります。伊豆エリアは南から暖かく湿った空気が先に入るため、御殿場より気温が高めながら(17~19度前後)、雨の降る量が多くなり、特に伊豆半島南部の下田・南伊豆方面では、南風による雨に注意が必要です。
⛳ ゴルフ:御殿場・伊豆ともに雨の日ゴルフ。前日との気温差が大きく体調管理に注意
日中は雨が降ったりやんだりで、沿岸部では南~南西風もやや強め。前日との気温差が10度近くになる場合もあり、体調管理に注意してください。
■4月8日(水)☀️ 晴れ!富士山が美しく映える絶好の1日
高気圧に覆われて御殿場・伊豆ともに晴れ渡るでしょう。ただしこの日最大の注意点は御殿場の朝の冷え込みです。標高が高い御殿場では最低気温が3度くらいまで下がる可能性があり、東京より5〜7度ほど低い体感になります。前日の雨で大気が洗われ、空気が澄んでいるため、富士山がくっきりと見える絶景コンディションが期待できます。最高気温は御殿場で17〜19度、伊豆は19〜21度と比較的温暖な晴れになります。
⛳ ゴルフ:8日(水)は御殿場・伊豆エリアとも今週最高のラウンド日!
ただし御殿場では朝方に濃霧が発生しやすく、スタート前にコースの霧情報を確認してください。車での移動には交通情報ライブカメラもぜひご活用を。雨上がり後の御殿場のコースは水はけがよいですが、富士山麓特有の火山灰土質のバンカーは砂が固まりやすくなっています。バンカーショットは砂の状態を確認してからスイングの強さを判断しましょう。御殿場の朝はグローブを2枚持参するくらいの備えがちょうどいいかもしれません。
■4月9日(木)☀️→☁️ 晴れのち曇りがち
午前中は御殿場・伊豆ともにどうにか天気が保たれる見込みですが、西から次の前線が近づくにつれ雲が増えてきます。伊豆エリアは海に面しているため、午後には曇りがちになる場所もあるでしょう。最高気温は御殿場で17〜19度、伊豆で20〜22度前後の予想です。
⛳ ゴルフ:9日(木)は午前スタートが正解!アイテムのお手入れは念入りに。
伊豆半島の南部(下田・南伊豆)では、午後から雲が厚くなってくるでしょう。湿気が増してくる分、グリップが滑りやすくなる点に注意。予備グローブは必携です。一方、御殿場エリアは9日もほぼ終日プレーできる可能性が高いです。
■4月10日(金)🌧️⛈️ 大雨・荒れ模様 静岡は特に要注意
御殿場・伊豆エリアは、関東以上に大雨・強風の影響を受ける可能性があります。静岡県は地形的に南海上からの湿った空気を山地でせき止めるため、伊豆半島の山間部や御殿場では局所的に雨量が多くなることがあります。最高気温は御殿場で15〜18度、伊豆で20〜22度と雨でも気温は高めで、じめっとした不快な天気になるでしょう。
⛳ ゴルフ:御殿場・伊豆ともに10日(金)はラウンド中止を強くお勧めします。
特に御殿場は前線通過時の風が富士山麓で複雑な方向に変化し、突風が吹きやすくなります。伊豆の沿岸コースは南からの暴風が最も強まる恐れがあります。前日夜の時点で予報を確認の上、中止の判断のご検討を。
👗 服装・装備ガイド(エリア別・ゴルフ対応版)
| 日付 | 天気 | 東京・神奈川・千葉 | 御殿場 | 伊豆 | ゴルフ装備ポイント |
| 4/7(火) | 🌧️ 曇り時々雨 | 18℃ (夜急落) | 15〜17℃ | 17〜19℃ | レインウェア必携・ 午前勝負 |
| 4/8(水) | ☀️ 晴れ | 17〜20℃ (朝5~8℃) | 17〜19℃ (朝3〜8℃) | 19〜21℃ (朝10〜12℃) | 重ね着必須・御殿場は 冬グローブも |
| 4/9(木) | ☀️→☁️ 晴れのち曇り | 19~20℃ | 17〜19℃ (朝8〜10℃) | 20〜22℃ | 薄手ウインドブレーカー・予備グローブ |
| 4/10(金) | 🌧️⛈️ 大雨 | 18〜20℃ | 15〜18℃ | 20〜22℃ | レインウェア、安全最優先で中止判断 |
特に4月8日(水)の御殿場の朝は、冷え込みが強くなり霜が降りる可能性があります。グローブを2枚持参し、カートの中に厚手のジャケットを積んでおく準備をおすすめします。また、あす7日(火)はきょう(6日)から最高気温が7~8度以上も急落する見込みです。着込みすぎず、かつ脱ぎ着しやすい重ね着スタイルで乗り切りましょう。
⛳ 今週の「風読み」豆知識
〜清明・虹始見の頃の空と、春風が語ること〜
先週4月5日は二十四節気の「清明(せいめい)」でした。万物が清らかに輝き始める頃を意味し、澄んだ空が印象的な時期です。そして4月15日頃からは同じ清明の「末候(まっこう)」にあたる「虹始見(にじはじめてあらわる)」の時節に近づいてきます。これは春の雨上がりに初めて虹が見られるようになる頃という意味で、今年の4月はまさに雨上がりの美しい空が楽しめる機会が多い季節となっています。
8日(水)の雨上がりのコースで、東の空を振り返ってみてください。条件が揃えば美しい虹が顔を出すかもしれません。「虹が出たら天気は回復」——これも昔ながらの観天望気の一つです。
今週のようなサイクルでは、ゴルファーにとって役立つ「観天望気(かんてんぼうき)」の知恵があります。
🌟 今週使える「観天望気」3つのポイント
①「晴れた朝に霧が出たら今日は良い天気」
8日(水)の朝、前日の雨で大気中の水分が多く残っており、晴れた朝に霧が発生しやすい状況です。放射冷却で地面が冷えた証拠で、日が昇るにつれて霧は晴れ、その後は気持ちのいい青空が広がります。御殿場では特にこのパターンが起きやすく、「朝の霧は晴れのサイン」として覚えておくと役立ちます。
②「雨上がりに北風が吹いたら翌日は晴れ」
8日(水)の朝、前日の南風から北〜北西の風に変わっていたら、高気圧がやってきた証拠です。コース上でも木の葉が北から揺れていたら、その日のコンディションは安定と判断していいでしょう。
③「夕焼けは翌日の晴れ、朝焼けは天気下り坂のサイン」
9日(木)の夕焼けが鮮やかなオレンジ色に染まっていたら、西の空に雲が少ない証拠——翌日も晴れが続く可能性を示しています。しかし今週の場合、10日(金)は前線や低気圧が接近するため、9日(木)の夕方に空が赤みを帯びず、むしろ灰色の雲が広がっていたら荒天の予兆と考えてください。
また、4月10日は旧暦二十三日(下弦の半月)に当たります。昔から月の満ち欠けと天気の変化は関係があると言われており、下弦(月が欠け始める頃)は気圧が低下しやすいとも。科学的根拠には諸説ありますが、月を見上げながらコースを歩く春夜のラウンドは、それだけで格別な趣があるものです。
(予報士解説)










