世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)が熱い。前シーズン優勝者のみ参加できるPGA TOUR開幕戦と、3戦目のアメリカン・エキスプレスを圧倒的な強さで制覇。2試合(8ラウンド)で54アンダーというとんでもないスコアで、2023年シーズンのスタートを切りました。
ラーム選手は昨年からカウントすれば、アメリカン・エキスプレスまでの6試合で4勝を挙げました。コンパクトなバックスイングから繰り出す320ヤード前後のドライバーは、方向性も抜群。ピンを狙うウエッジゲームは確実性が高い。グリーン上でもボールの転がりが素晴らしく、10㍍以上のロングパットからショートパットまで安定しています。
ここでラーム選手のこれまでの軌跡を振り返りましょう。
ラーム選手(28)はスペイン・バスク州ビスカヤ県出身。学生ゴルフの名門・アリゾナ州立大の出身で、在学時に同校卒のレジェンド、フィル・ミケルソン(米)の16勝に次ぐ11勝を挙げる成績を残しました。カレッジゴルフ界の最高峰ベン・ホーガン賞を2015、2016と連続で獲得し、足かけ計60週間、世界アマランキング1位の座を守りました。
2016年の全米オープン後にプロ転向し、翌年1月のファーマーズ・インシュアランス・オープンでPGAツアー初優勝を飾りました。2021年にはスペイン人として初めて全米オープンを制覇しました。2022は欧州ツアーなどで3勝を挙げましたが、4大メジャーではいずれもトップ10外で、今季こそはメジャー2勝目を狙いたい。
ラーム選手はアメリカン・エキスプレスで優勝後、こう話しています。「体調もスイングもいい感じで、過去にもこんな感じの状態で試合に出ると、優勝に手が届く。イメージしたショットが打てているので、余計なプレッシャーがないからだと思う」。
187㌢、99㌔。見るからに下半身が安定し、スイングにブレがない。さらにショートゲームでの柔らかさは目を見張るものがあります。8ラウンドで54アンダーということは、ラウンド66前後。凄すぎます。ラーム選手のスイング解説動画を参考に、練習のモチベーションを上げたいと思います。
時田 弘光
~No Golf No Life~
数年前まで真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。そろそろドライバーで200㍎の壁が見えてきた57歳。










