【ツアーレビュー】USLPGA リビエラマヤオープン(2025/5/25) 岩井千怜が米ツアー初優勝

PLAYA DEL CARMEN, MEXICO - MAY 25: Chisato Iwai of Japan poses with the trophy after the final round of the Riviera Maya Open at Mayakoba 2025 at El Camaleon at Mayakoba on May 25, 2025 in Playa del Carmen, Mexico. (Photo by Christian Petersen/Getty Images)

米ツアー本格参戦1年目の岩井千怜が2位に6打差をつける圧倒的な強さで初優勝を飾った。メキシコのエル・カマレオンGC(6583㍎、パー72)で行われた最終日、首位と1打差の2位でスタートした岩井千は、7バーディー、1ボギーの66で回り、通算12アンダーで米ツアー参戦8試合目での優勝。ホールアウト後、双子の姉の明愛からシャンパンシャワーで祝福され、“I’m so happy to win”と英語で喜びを語った。

まったく危なげないプレーだった。1番で7㍍を沈めてバーディー発進して首位に立つ(首位のジェニー・べーがボギー)と、3番から6番まで4連続バーディーを奪い、前半で勝負を決めた。上位陣が伸び悩む中で、面白いようにパットを決めた。最終日は25パット、4日間計114パットとグリーン上で輝いた。シャンパンシャワーでびしょ濡れになりながら「こんなに早く優勝できると思っていなかった。本当にうれしい」と笑顔を見せた。

★考えすぎずテンポ良く

5月上旬のブラックデザート選手権では、スロープレーで2罰打を受けて予選落ち。これをきっかけに「少し考えすぎていたかも」と考え直し、テンポよくプレーすることで悩みが消えたようだ。岩井千は優勝会見で「メンタルが落ち着いていた」と語った。

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米女子ツアーは2月からプレーのペースによってペナルティーを与える新ルールを施行。各ホールで規定時間が設定され、選手の打数に応じて合計タイムが決まる。問題となったパー3での岩井千の規定時間は3打で120秒と計測され、20秒超過でパーがダブルボギーとなった。これにより予選通過圏内から圏外となり、涙の予選落ちとなった。

★早くも日本勢3勝目

5月26日現在、岩井千は、今回のJLPGAツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスで優勝。米女子ツアーでは、4月中旬のJMイーグルLA選手権の11位が最高で2試合で予選落ちしている。日本勢では、竹田麗央が3月のブルーベイLPGA、4月には西郷真央がメジャー初戦のシェブロン選手権で優勝しており、岩井千で3勝目。姉の明愛も含め、頼もしいなでしこたちは、まだまだ勝利を積み重ねそうだ。

(堂場 新一)

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