古江が米女子ツアー平均ストロークN0.1~来年は同じタイプの山下にも期待 – 雑草リモートゴルファーの徒然日記Round 159

今年、世界メジャー大会のひとつ、エビアン選手権を制した古江彩佳が、米女子ツアー今季最終戦「CMEツアー選手権」(21~24日、米フロリダ州)を計13アンダーの8位でフィニッシュし、年間最少平均ストロークのタイトル「ベアトロフィー(Vare Trophy)」を獲得しました。平均ストロークは今季米女子ツアーでは、ただひとりの60台となる69.988。72年の歴史あるこのタイトルを獲得した初の日本人となりました。

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古江は今季LPGAツアー24試合に出場し、12試合でトップ10。予選落ちはわずか1試合だった

今年ほど日本の女子ゴルファーが世界を席巻した年は過去にありませんでした。今季の5大女子メジャー大会を振り返ると、全米女子オープンで笹生優花が日本人として優勝(前回はフィリピン国籍)、そしてエビアン選手権で古江が優勝。日本人が世界のメジャーで年間2勝するのは初めて。さらに全米女子では渋野日向子が2位、女子PGA選手権では、山下美夢有が2位タイ。パリ五輪では、山下が銅メダルに1打差の4位と健闘しました。

その筆頭とも言える古江の活躍を振り返りましょう。LPGAのHPによると、古江は今季24試合に出場し、半分の12試合でトップ10入り。古江は初戦から2試合連続で4位タイフィニッシュする好調なスタートを切り、エビアンでは奇跡的なパッティングで海外ツアー2勝目を挙げました。そして予選落ちは1試合のみという、安定したシーズンを過ごしました。

古江選手はベアトロフィー獲得について、以下のように喜びを表現しました。

I feel the winning the Vare Trophy is such is difficult thing to achieve and I think very happy to have this trophy in my hands right now. I’m so honored to be the first Japanese player to win this trophy. I’m so honored. (LPGA公式サイトより)

「ベアトロフィー獲得は難しいことなので、それを獲得した最初の日本人になれて光栄です」。レジェンド・岡本綾子さんの賞金女王も凄いですが、平均ストロークNo.1はもっと称賛されていい快挙です。ちなみにベアトロフィーのベアは、1920年代にゴルフ界を席巻したグレナ・コット-ベアさんのこと。ジーン・サラゼンが「世界最高の女子ゴルファー」と称賛した方で、世界ゴルフ殿堂に最初に入ったメンバーの1人です。

古江のプレースタイルは、正確なショットと天才的なパッティング。どこかに似たようなプレーヤーがいましたね。そう、山下選手です。3年連続のメルセデスポイントによる女王は逃しましたが、平均ストロークは69.1478。最後まで年間女王を譲った竹田麗央と争い、僅差で実力No.1を死守したと言っていいでしょう。

日本からはすでに多くの選手が米女子ツアーに参戦していますが、来年はさらに増えるでしょう。竹田はTOTOジャパンクラシックに優勝し、すでに来年の米女子ツアー出場権を手にしました。12月5日から始まる5日間にわたる長丁場の予選会には、山下のほか、岩井姉妹もエントリーしています。これまでJLPGAツアーを盛り上げてきた上位選手たちがごっそり、海を渡ってしまうのは寂しい限りですが、彼女たちの海外での活躍も有料放送などで観戦できる時代。まずは予選会を上位で通過してもらい、来年の活躍に期待しましょう。

時田 弘光

~No Golf No Life~
以前は真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。全盛期は7000㍎級のコースでクラチャンになったこともありますが、今はドライバーで200㍎の壁と戦っています。

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