風の日のラウンド – 雑草リモートゴルファーの徒然日記⑧

冬のゴルフに風はつきものです。最近は冬でも爆弾低気圧による台風並みの強風が吹き荒れます。神奈川方面から千葉のゴルフ場でプレーするゴルファーは、アクアラインが強風のため通行止めになると、無理をしてゴルフ場に行こうとしませんね。

そう、台風並みの強風下ではゴルフをしない。良識ある選択です。

風の強い河川敷でゴルフを始めた筆者は大雨でラウンドはキャンセルしても、グリーン上でボールが動かない程度の強風なら、ゴルフ場がクローズにならない限りプレーします。というのも全天候型スポーツのゴルフは自然との闘いが醍醐味。風に翻弄されながらプレーするのもまた楽しいものです。

実際にどれくらいの影響があるのでしょうか。風速5㍍の状況で、ヘッドスピード40m/sのプレーヤーがドライバーを打った場合アゲンストでは17ヤード飛距離が落ち、フォローでは12ヤード飛距離が伸びるそうです。ちなみに風速5㍍は、樹木の葉やグリーン上の旗が揺れるくらいの「強く感じる」風。

あくまでも物理的なデータですが、「向かい風の影響はかなり受けるのに、追い風の場合、ボールがドロップして思ったほど飛ばない」 なんてことありますね。

風はコントロールできないが、ボールはコントロールできる。風の日こそゴルフが楽しい

向かい風で17ヤードも飛距離が落ちると、多くのアマチュアの場合、グリーンを狙う2打目で、無風時よりも2~3番手ほど大きなクラブを選択することになります。一方、追い風の時は、その逆になるはずです。

でもちょっと待ってください。ゴルフは感覚のゲームで、単純な足し算と引き算だけではうまくプレーできません。風速何㍍といっても、常時吹いている訳ではありません。ターゲットに向かって「モロアゲ」の時もあれば、「サイドフォロー」なんてこともあります。

特に難しいのはグリーンを狙う2打目以降のアイアンショット。ゴルフ初心者時代を河川敷で過ごした筆者は、その時代の“師匠”にクラブ選択のルールを教わりました。それはシンプルなもので…

――アゲンストの時は、1番手大きなクラブを選択。気持ち短く持ってライン出し

――フォローの時は、1番手小さなクラブを選択。気持ち短く持ってライン出し

できるだけ低いボールを打って風の影響から逃れるというもの。さらにドライバーショットでのルールは「フォローの時はアドレス時に空を見上げろ、アゲンストの時は目線を落とせ」でした。こうすることで、追い風では高いボールを打ち、向かい風ではローボールを打つイメージができます。 丘陵コースの場合は注意が必要です。山林に囲まれたパー3の場合、ティーグラウンド上ではフォローに感じても、グリーン付近は山林の影響で風が回り、実際はアゲンストの場合もあります。谷越えのショットでは、追い風でもボールがドロップすることが多く、注意が必要です。

強風が予想されるラウンドの前日は、ゴル天のウインドマップで風向きのチェックを!

コース戦略でも、風の日ほど「グリーン手前から攻める」という鉄則を守れば、無風のラウンドよりも、中身の濃いプレーができると思います。そして、何より、強風が予想されるラウンドの前夜は、各ゴルフ場の風向きがチェックできるゴル天のウインドマップで、各ホールの風向きをチェックしましょう。間違いなくスコアアップにつながります。

(時田 弘光)

雑草リモートゴルファーの徒然日記 ~No Golf No Life~
数年前まで仕事の傍ら競技ゴルフを追求してきたが、加齢とともに競技引退。おひとりさまゴルフやプライベートラウンドで、自堕落でゆるいゴルフライフを過ごすことになった雑草勤め人のコラム。

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