藤田さいきのゴルフスタイルに学ぼう! – 雑草リモートゴルファーの徒然日記vol.61

ん~残念。DAZN(ダゾーン)で観戦していた筆者も思わず尻もち><

宮里藍サントリー・レディースの最終ラウンドが12日、兵庫・六甲国際GCで行われ、首位スタートで11年ぶりのツアー6勝目を狙った藤田さいき選手は、終盤のミスが響き山下美夢有選手に逆転を許しました。入れればプレーオフのパーパットを外すと、しばらくしゃがみ込んだ藤田はそのままグリーン上で尻もち。ギャラリーからは暖かい拍手が送られました。

最終18番ホールは打ち下ろしのパー4(425㍎)。ピンは池に近い左サイドに切られ、藤田の2打目は左足下がりの120㍎。グリーンが空くやいなやアドレスに入り、小気味よくショット。しかしボールは無情にもグリーン左の石垣を直撃。池とは反対方向に跳ねたボールは右サイドのガードバンカーへ。3打目のバンカーショットは3㍍につけましたが、パーパットはわずかに入らず…。

DAZNで解説を担当した佐伯三貴プロも、この2打目について「ちょっと淡泊に打ち過ぎましたかね。もう少し時間をかけてもよかったかも」と、藤田選手に配慮しながらも、勝負を分けた1打として慎重な判断を求めていました。

藤田選手は平均250㍎近い長打力が魅力ですが、アマチュアとして参考にしたいのが、状況判断の早さとリズムの良さです。ティーショットからパッティングまで、いつも同じリズムで小気味よいプレースタイル。スロープレーが指摘される女子プロもいる中で、お手本ともいえるプロではないでしょうか。

ドライバーショットも力みがなく、うまくクラブに仕事をさせるスイングです。ティーショット前の素振りでも、リストの柔らかさとスムーズなアームローテーションが参考になります。効率よいスイングでボールをつかまえている印象です。

ここで藤田さいきプロのプロフィールをおさらいしましょう。藤田プロは宮里藍、横峯さくらプロと同い年の36歳。静岡県沼津市出身。トップアマの父の影響で14歳の時にゴルフを始め、2003年には関東ゴルフ選手権で優勝しました。2005年からツアーに出場し、2010年にメジャーの日本女子プロ選手権に優勝するなどツアー5勝。今季は3年ぶり12回目のシード権を獲得し、安定した成績を残しています。女子ツアーは20代前半の活躍がめざましく、30歳を超えてツアーで優勝争いを演じる藤田プロのプレーには、今後も注目したいと思います。

今大会は、優勝者と2位の選手に今季のメジャー最終戦AIG全英女子オープン(8月4~7日、ミュアフィールド)の出場権が与えられます。優勝した山下、今季の賞金ランク1位の西郷真央、歴代優勝者の渋野日向子ら若手に交じって、藤田プロも初めての海外メジャーに出場します。「この歳で全英に行けるとは思わなかった」と語る藤田プロ。タフなベテランが何かやってくれそうな、そんな期待が膨らみます。

時田 弘光

~No Golf No Life~
数年前まで真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。飛距離に難のある57歳。

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