ラウンド後の練習 – 雑草リモートゴルファーの徒然日記⑤

ラウンド前にレンジでボールを打っても、ラウンド後は練習しないでコースを後にする方は多いと思います。

待ちに待った久しぶりのラウンドなら、ボールに当たるかどうか、不安を取り除く意味でラウンド前にレンジで球を打ちたい。毎週ラウンドしている方でも、「練習場でどんな球が出るのか知っておきたい」などの理由でラウンド前にボールを打ちます。

でも、どうでしょう。ラウンド後にコースで練習する方はそう多くはありません。

「渋滞に巻き込まれる前に帰りたい」「疲れて練習する気力がない」などなど、いずれも「その通り」です。

もし、少しでも上達しようと考えるなら、発想の転換が必要かもしれません。仮に練習ボール代がもったいない、というのであれば、ラウンド前に練習せず、ホールアウト後にレンジに直行してみましょう。 数年前まで真剣に競技を追求していた小生ですが、練習の目的はあくまでも「ラウンドでの気付きを確かめるため」でした。今は仕事の合間にラウンドするリモートゴルファーなので、ラウンド後は速攻でコースを後にして仕事に戻りますが、仕事を終わらせてから、オフィスでプレー中に気付いた動きなどを素振りで再現したりしています。

ラウンド前の練習はウオーミングアップ、ラウンド後の練習は上達につながる

プロではありませんから、18ホール回れば、反省点はいくらでもあるはずです。ドライバーのひっかけが止まらない。アイアンでボールが上がらない。残り100㍎でグリーンに乗らない。70㌢のパットを外した。いつもグッドショットだけを記憶に残してコースを去るのも精神衛生上はいいと思いますが、上達にはつながらないでしょう。

ラウンド後の練習は、ラウンドでの課題をその日のうちに確認する作業です。「なぜ、あんなとんでもないショットになったのか」を、じっくり自分なりに考える作業は、必ず将来のラウンドに生きます。

「自分は感覚派だから、忘れるだけ。ミスを深く考えると、逆効果」という方もいると思いますが、ジュニア時代から感覚でスイングを身につけている上級者以外は、身体の動きを自分なりに理論付けする作業をやってみる価値があります。

例えばドライバーでミスをすると、練習場でナイスショットが出るまでうちまくる方もいます。そういう方法論もあると思いますが、工夫を凝らした練習で有名な片山晋呉プロは、スイングの基本を30ヤードのアプローチショットに求めています。

試しに「片山晋呉」「30ヤード」と検索してみてください。アプローチの練習は、スイングの基本につながることが分かります。寄せの目的はピンに近づけること。つまり、ボールを狙ったターゲットに運ぶための身体の動きを確かめるということです。そのアプローチスイングを大きくしたものがアイアンショットであり、ドライバーショットになります。

ラウンド後の練習は、ドライバーを振り回すよりも、アプローチでスイングチェック

パッティングについても同じ。ラウンド中の傾向(スライスラインが入らないなど)を憶えておいて、ヘッドの動きがどうなっているのか、ラウンド後にチェックすると次のラウンドに生きます。

ラウンド後練習ですが、「4番のドライバーは最高の当たりだった。どうして?」など、ナイスショットの確認作業もアリです。プロ野球の野村克也監督は「負けに不思議な負けなし、勝ちに不思議な勝ちあり」との名言を残していますが、ナイスショットは偶然出るものでなく、理由があるはずです。ナイスショットの原因を突き詰めることで、自分なりのナイスショットのルールが見つかるはずです。

ゴルフはミスのゲームです。そのミスは自分にあります。ボールにクラブフェースがうまく当たらない理由は、身体の動き、つまりスイングにあります。あまりにもひどいショットが続き、ゴルフにならないなら、練習場で自分のスイングを動画にとってみましょう。そしてYouTubeでプロやレッスンプロの動画を見て、答えを探してみてはいかがでしょうか。

(時田 弘光)

雑草リモートゴルファーの徒然日記 ~No Golf No Life~
数年前まで仕事の傍ら競技ゴルフを追求してきたが、加齢とともに競技引退。おひとりさまゴルフやプライベートラウンドで、自堕落でゆるいゴルフライフを過ごすことになった雑草勤め人のコラム。

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