「PXG」をご存じだろうか。突如ゴルフ界に現れた新星のようなメーカーだが、すでに多くのトッププロと契約していることもあり、知名度は急上昇中だ。
PXGの創業者ボブ・パーソンズ氏は、かつて自分に合うクラブを求め、年間数千万円もゴルフクラブに費やしていた。
2016年、「いっそのこと、自分が使いやすいクラブを自分で造ろう」とPXGを立ち上げ、「開発に時間とお金をいくら使っても構わない」「史上最高のクラブが完成するまで、発売しなくていい」と開発チームに指示したという。
他のメーカーと違うのは、フィッティングをしなければクラブが完成せず、購入できないことだ。ピンやオデッセイもフィッティングをしているが、ウェイトを移動して重心位置を調整することまではやっていない。
アメリカでは、クラブ販売において日本よりも積極的にフィッティングを取り入れていることを考えると、PXGの販売戦略は理にかなっている。
限られた店舗でしか商品を買えないこともPXGの特徴と言えるだろう。PXGの狙いは、最高のクラブを造ることであり、単に販売店を増やしてシェアを伸ばすことではないようだ。
また、PXGのクラブは高い。妥協のないモノ造りにコストがかかるのは仕方がないが、一般ゴルファーが気軽に手を出せる価格ではないことは確かだ。
現在パターは、4大メーカー(オデッセイ、テーラーメイド、キャメロン、ピン)でシェアの80%以上占めている。もしPXGが価格を下げてきたとしたら、これらのトップグループに食い込んでくる可能性はある。
しかしPXGは、これまで培ってきた「最高品質・高価格」というアイデンティティーを失うようなことはしないだろう。
今回の記事は、PXGパターの限定モデルだ。ホラー映画に出てきそうな不気味なルックスには、意外な「ストーリー」が隠されているらしい。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)











