ピン「i525」は、同社の“上級者(競技志向)向け飛び系”「i500」の後継モデルだ。
ピンの「i525」アイアンは、同社がデザイン(ついでに言うとマーケティングも)する上での典型的で真面目な手法を象徴しているモデルでもある。
ピンにおいては、大々的な宣伝というものは、あまり見られない。時に、ピンは『タービュレーター』や『ハイドロパール仕上げ』などを提案してくるが、大抵は、“最高傑作”を見せないようにひた隠しにしている。
これは、新作発表のたびバカ当たりさせることに依存しない“マネーボール”のような戦術の結果だ。
ピンのプロダクトデザイン・ディレクターのライアン・ストッケ氏によれば「我々は、ひとつのデザイン特性で、最高のクラブを生み出せるとは思っていない」という。
今回のピン「i525」を簡単に伝えると、さらなる初速と一貫性が向上。
新アイアンが、上級者(競技志向)向け飛び系”部門にしっかり属していることを考えると、デザインの目標の1つが「ボール初速の向上」になっているのは理解できる。
この初速の向上は、アイアンの構造を変えることで実現している。その要素は2つある。そして、今回さらに改良されたフィーリング、形状、打ち出し条件、MOI(慣性モーメント)のアップ。
これらすべてにおいて“着実で少しずつの改善“というのがピンのやり方であり、これがより安定したボール初速だけでなく、さらなる一貫したスピン量に変換される。
前作の「i500」の人気もさることながら、「i525」は更に人気を博している。飛ばしたいゴルファー必見のアイアンだ。
「i525」で新たに採用されたテクノロジーとは?
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(MYGOLFSPY JAPAN編集部)