ハーフプレイで楽しむ~エンジョイゴルフを極めよう③

ゴルフを敬遠する理由に、“時間がかかりすぎる”ことが挙げられます。特に週末のゴルフは早朝に起床して、我が家に帰るのが夕食時なんてことはザラです。そこでどうでしょう。一日を有効に使えるハーフプレイをしてみませんか?

筆者はゴルフ銀座の千葉市在住ですが、最近、ハマっているのが、千葉市民ゴルフ( https://chibashimin-golf.jp/ )です。バック(青ティー)から3,055ヤード、レギュラー(白)から2,702ヤード、レディース(赤)から2,365ヤード。片山晋呉プロ監修のフラットなレイアウト。すべてのホールでドライバーが使えるため、ショットの練習には最高の9ホールです。

手引きカートのセルフプレイは自分で考えるゴルフにつながる

<財布にやさしいハーフプレイでメキメキ上達>

ゴルフというと18ホールが基本ですから、9ホールのコースは貴重な存在です。プレイの基本が9ホールということは、プレイ時間が長くても2時間で終了します。

早朝にハーフを終えれば、午前中から仕事ができます。あるいは午前中に仕事をして、練習場に行く調子で午後ハーフというのもありです。

突然、翌日に代休が取れたという場合、今日の明日でゴルフに行く友人を探すのも一苦労。そんな時、千葉市民ゴルフ場は、平日であればフリーでふらっと出かけても大丈夫。普通のゴルフ場ではなかなかできない、1人プレイもできます。しかも料金は税込み4,300円(平日の一般料金)とリーズナブル。

1人プレイって?―おひとりさま予約とは違います。手引きカートを引いて、組み合わせではなく1人だけでプレイするわけです。

「ゴルフは同伴者がいて面白いもの。一人じゃ寂しいよね」という意見もありますが、実際の芝の上から練習できる環境はそうはありません。練習場でボールを打ち続けるよりも実践的です。これは禁じ手ですが、ミスショットをした後に、ミスの原因をよく考えた上でもう1球打つこと(*コースは推奨していません)で、「このボールの位置ではうまく当たらない。この位置で、クラブヘッドをここに通せばナイスショット」などと、自分なりに分析することができます。

千葉市民には、バンカーを備えたアプローチ練習場と打球練習場が併設されていて、ハーフをプレイした後に、復習練習ができるのです。さらにもうハーフ回りたいという場合、追加料金は2,460円とリーズナブル。しかも千葉市民のグリーンは一年を通じて素晴らしい状態に保たれています。練習には最高の環境なのです。

幅広い年齢層と技量のゴルファーがフラリとやってくるハーフゴルフ。意外な出会いがあるかも

<ハーフプレイでゴルフ感を維持しよう>

ひと昔前なら、ハーフプレイができるコースは河川敷のパブリックコースなどに限られていましたが、今では外資系運営会社が経営するメンバーコースも、4月から9月まで早朝や薄暮ハーフを提供するところが増えました。平日なら3,000~4,000円ぐらいの値段設定なのでお財布にもやさしいですね。

筆者がゴルフを始めた当初のプレイグラウンドはもっぱら埼玉県の荒川河川敷でした。9ホールの戸田パブリックや川口市の浮間ゴルフ場でハーフプレイした後に出勤したものです。月イチラウンドより、週2ハーフでメキメキ上達しました。

練習場のゴムマットの上からボールを打つより、芝の上からのハーフラウンドは実践的です。カートを引きながら、ピンまでの距離を自分の感覚で打つので、ゴルフ感が研ぎ澄まされます。いつもキャディー付きプレイで、距離やクラブ選択をキャディーさん任せの方は、手引きカートでのハーフプレイをオススメします。

ここでハーフプレイの上級編を紹介しましょう。3,000ヤードの9ホールだと、パー4はだいたい280ヤードから340ヤード。ドライバーを打ったら2打目はいつもウエッジからショートアイアンになってしまう。これでは単調になるので、ティーショットでスプーンやユーティリティーを使い、2打目のピンまでの距離に幅を持たせるのです。

なかにはこんな常連さんもいます。「自分の場合、ドライバーの練習を多くしたいので、ティーショットはドライバーで飛ばしても、2打目はピンまで180から200ヤードのところからロングアイアンの練習をします。こうすることで3,000ヤードのハーフが、実質3,500ヤード近くのハーフでプレイした感覚で練習できます」とは、千葉市民に週に3回は訪れるTさん。

Tさん曰く。「気軽なハーフゴルフにハマルと、丸々一日をつぶしてしまう週末のゴルフに魅力を感じなくなります。自分はエンジョイゴルファーなので、仲間内のコンペでもない限り、高くて時間がかかる土日のゴルフはノーサンキューです」。

競技ゴルファーからエンジョイゴルファー、上級者から初心者まで、さまざまなゴルファーがフラリとやってくるハーフゴルフ。意外な出会いがあるかもしれません。気軽に出かけてみてはいかがでしょうか。

(時田 弘光)