コブラの新「KING Tour」アイアンは、『MIM:金属粉末射出成形』という製造手法を用いて作られた最初のアイアンだ。
コブラによると、この製造プロセスによりプレミアムフォージド(鍛造)よりも“柔らかい打感”が実現できるという。
ところで、その『MIM』とは?ゴルフクラブになぜ重要なのか?これはもっと深く掘り下げる価値がある。
読者の皆さんは、コブラにどのくらいの興味を持っているだろうか?確かに、他社製品と比べると、お世辞にもコブラのラインナップは強力とは言えない。市場を牽引したり、他社よりも豊富なラインナップを提案することを目指しているわけでもない。
しかし常に“イノベーション”の最先端を走り、時には次世代のテクノロジーを模索していることだってある。そして、それはこの『MIM』も当てはまる。
簡単に言うと、MIM製法はより一貫性ある製品を製造することなのだが、ショートゲームには“ソフトな感触”とその“一貫性”が重要だ。
私たちもまだ新しい「KING Tour」アイアンを試していない。しかし、コブラ研究開発部門 副社長のトム・オルサブスキー氏が、「King Tourアイアンは、市場に出回っているどの鍛造アイアンよりも柔らかい」と語っていることから、非常に興味がある。
このソフトな感触が、ピンを狙っていくゴルファーには嬉しい性能ではないかと思っている。
今回は手法という少し難しい話ではあるが、“独自路線を走るコブラアイアンの魅力”は、過去の記事でもお伝えしている通りだ。
コブラが気になったあなたは、是非コブラのラインナップもチェックしてほしい。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)
とにかく「柔らかい打感」を生む『MIM』手法とは?『MYGOLFSPY JAPAN』で読む