今年の多くのゴルフ用品と同様、WEDGEWORKSの「Tグラインド」も発売に関して新型コロナウイルスによる影響を受けた。「Tグラインド」は、プロが直面するリンクススタイルのコンディションに対応するギアとして全英オープン前にローンチされるはずだった。
ジャスティン・トーマスやジョーダン・スピースはこのウェッジに変更した選手の一角であり、トーマスは「Tグラインド」とローバウンスの「Kグラインド」をコースやコンディションによって変えているようだ。
プロは、考えられる全てのフィッティングが利用可能なのに、我々とあまり変わらないギアを使うことがある。彼らが新作クラブに注目するのは、ライバルがそのクラブで良い成績を残した時で、他のプロが「Tグラインド」を気にするようになったのも、トーマスとスピースが使っているからという可能性は高い。
オリジナルの「Tグラインド」は、もともとボブ・ボーケイがトム・パーニスのためにデザインした。「Mグラインド」をベースとし、ボーケイがウェッジにおける「グラインド」の重要性を示したギアだ。
「Tグラインド」最大の特徴はソールだ。ボーケイ使用者に“プログルーブ”として知られるソールの溝が特徴で、4度というローバウンスのグラインドが施されている。
ボーケイのラインナップの中では一番ローバウンスのモデルであることは間違いなく、ボーケイウェッジのマーケティングディレクターを務めるジェイミー・ストーン氏によれば「(Tグラインドは)どのウェッジよりも人気となるだろう」とのこと。
今回WEDGEWORKS「Tグラインド」が発売されたことで、ラインナップのローバウンスは3モデルとなった。では、どのモデルが皆さんに合うのだろうか?
各モデルと「Tグラインド」の特徴をチェックしてみよう!
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)